未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




「僕は選挙後に逮捕されるかも」橋下・維新代表代行(朝日新聞) - goo ニュース
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/K2012120900551.html

 なんで選挙運動をインターネットでやったらダメなんですか。公職選挙法に抵触するおそれがあると、候補者1500人もいるのに今みんなネット止めちゃった。僕だけがツイッターやってるんです。バカげた国ですよ、ほんとに。ネットがあれば皆さんどんどん政治家に直接文句言えるし、どんどん政治家に直接コミュニケーションとれる。これからの日本社会、重要な民主主義のツールになるはず。
 今のネット空間の重要性を考えたら、こんな公選法なんてバカげたルールは政治家が一喝して変えなきゃいけない。こんな状況を変えられない今までの政治家に何を期待するんですか。

全く同感だ。

「そういう法律がある以上、政治家たるもの、それを順守しなければならない。逮捕されて当然だ。」

との指摘をされた方。

私が同感だと言うのは、「こんな状況を変えられない今までの政治家に何を期待するんですか」の部分だ。

前半の部分については、ここで議論するつもりはない。


選挙戦真っ只中。の割りには、候補者名を連呼するだけの騒々しい選挙カーが少ない気がする。

もしかしてオバマばりにネットでの活動にシフトして来ているのか?

と、一瞬思ったが、民主党の策略で、乱立政党に準備の期間を与えなかったから。などの要因が大きいようだ。


「公職選挙法の改正」

これにそれほどの時間が必要とは思われない。

改正の内容が一般人に与える影響は、ほぼ0だ。

改正の結果、国民が我慢を強いられることもないし、不利益を被ることも考えられない。

改正を阻んでいる問題があるとすれば、政治家の身内での都合。ぐらいではないのか。

そしてなによりも「改正」を行うには、高度な技術革新も必要ないし、膨大な予算も必要無い。

自然環境に与える影響の専門的な長期予測も必要無いし、諸外国とのパワーバランスを鑑みる必要もない。


今回の選挙戦の焦点は、殆どの政党が「脱原発」を標榜しているので、「何年のうちに」とか「西暦何年までに」などでしか差を付けらないので、それぞれ勝手なことを言っているが、技術的な具体策については、何も聞こえて来ない。


「公職選挙法の改正」

それすら出来ない人々(誰なんだろう?)が、上記の問題を含め、ありとあらゆる困難を乗り越えなければ達成出来ない「脱原発」を唱えることの空虚さを、本人達はどの程度自覚しているのか。


NHKスペシャルでやっていたが、「復興支援予算」の使われ方が酷過ぎる。(googleで「復興支援予算 使い道」で検索してみて欲しい)

今の政治。「脱原発」を標榜するものが圧倒的な支持を得て当選したとしても、出来ることと言えば、膨大な「脱原発予算」を打ち立てる所までであろう。

その後は、各省庁で予算を取り合い、再分化され、その殆どが既得権益の中に消えて行く。

そういった基本的な部分の改革が出来ない状態では、何一つ、成し遂げることなど出来ない。

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