未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




NHKのニュースで、沖縄に観光に来ている人にインタビューをしていた。

「俺は家でじっとして居るのが嫌いなので、」と、言っていた男性の口調には、すまなさそうな素振りは微塵もなく、むしろ誇らし気であった。

「俺は家に閉じこもっているような(弱っちい)奴らとは違って、アウトドア派の活動的な性格なので、」と、その口調はむしろ、自分は国家元首の言うことなどに屈しない強い人間であることを、世間アピールしたいようであった。

また、別の者は、

「どうせ何しても感染を防ぐことが出来ないなら、ちょっとぐらい来ても、」

と、こちらは言い訳がましくも、自分の言っていることが正論であるとは、信じているようであった。

確かに、あなた1人の行動で、日本の状況が変わる訳ではない。

だが、今問題にするべきは、このような状況であっても、

「オレ1人位が守らなくても、体制に影響はない」と、のこのこと出かけてしまう人が、10万人くらいいても大丈夫なのか、1万人くらいに収まらないとダメなのか、である。

野党議員が首相に「8割削減すれば2週間で収束すると言いましたよね?この状況はいったいどういうことなのか?」と、詰め寄っていたが、質問の趣旨が全く分からない。

ちゃんと「8割削減出来れば、2週間程度で効果が現れる。」と、言っている。

もちろん安倍個人の考えではなく、専門家の見識によるものであり、誰が首相を務めても、同じことしか言えない。

「8割削減出来れば」の部分が、NHKの特設サイトを見ると、調査出来ている繁華街ですら、せいぜい6割削減程度である。

パチンコ屋以外にも、要請に従っていない施設は沢山あるだろうし、夜8時まではやっている居酒屋などでは、飲み食いするのでもちろんマスクなしで、店外にまで聞こえる大声で(飛沫飛びまくりで)の会話が続けられている。

この状況で、8割減に「協力出来ている者」VS「協力出来ていない者」とした場合、5月6日の期限が延長されたならば、それは「協力出来ていない者」全員に責任があることを、自覚するべきである。

それは、決して、首相個人の責任ではないし、自民党の一党の責任でもない。

外出派、および、

「なんで医者は医療崩壊だぁーとか言って騒いでるんですかね?結局、雇われの身で、自粛ムードに乗って休みたいだけなんですかね?」
「ICUとか救急だけ崩壊しかけてるのさ」

との間抜けな遣り取りをしている人々には、コロナにかかわらず、重篤な怪我や病気になったとしても、医療従事者が通常の生活を送れるようになるまでは、病院に行ったり、救急車を呼んだりなどの行為は慎んで欲しい。

「謹んで欲しい。」と言っても、こういう自分のことしか考えられない者に期待するのは無理なので、全部断って良いと思うよ。

保健所の職員さんに罵声を浴びせるようなヤツもね。

どうも、こういう人って、顔が見えない分、みんな同じ連中に思えて、仕方ない。

この一部の人々のために、なんで善良な人々が、いつもでも辛い思いをしなければならないのか。

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