荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

早春の葛西臨海公園の海

2021年02月23日 | 散文

春の海を見たくてやって来ました。橋を船が潜ろうとしています。

 

航跡の先遠くに富士山が見えます。真っ白な冬の富士です。

 

船は東京ディズニーリゾート方面に向かいます。

 

改めて富士山を眺めます。穏やかな海です。少しだけ風があります。

 

都心のビル群です。

 

橋上で振り返ります。真っ青な空に2本の垂直線です。

 

海へ行きます。

 

カメラマンが居ました。ターゲットは海越しの富士山でしょうか?

 

ゲートブリッジと風力発電の風車です。

 

光る海が春の景色です。ずっと向こうの三角形はアクアラインの通気孔です。

 

ディズニーリゾートを見ます。

 

ディズニーランドホテル方面です。

 

富士山を見ます。

 

深呼吸をします。まだ空気は肺に冷たいです。

 

早春の海です。

春を待ちます。

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早春の「押船」

2021年02月23日 | 散文

葛西橋上です。中川を船が海に向かっています。艀を押しています。「曳船」ならぬ「押船」です。右の土手が終わろうとする場所です。中川は荒川に吸収されます。土手の上は首都高中央区環状線です。

 

掻き分けられた水面がキラキラ光ります。

土手の芝生はまだ茶色ですが、春が近い風景です。

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「富嶽三十六景」の現場を訪ねて/東都駿台

2021年02月23日 | 散文

千住宿場町通り商店街の看板に刺激されて、富嶽三十六景の現場を訪ねています。

 

例によって解説を転写します。

東都駿台

東都駿台4.jpg

東都駿台 (とうとすんだい)

東京都文京区本郷二丁目

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駿台とは神田駿河台のことです。

地名の由来は、この土地が駿河城在番衆に与えられたためといわれます。

この一帯は高台で富士の眺望によく、幕臣の屋敷が多く、いかにも江戸らしい景観を
呈していました。

坂道を武士や行商人、巡礼者などが行き交っています。

坂道のわきに流れる川は神田川でしょうか。


右側の大きな屋根と川向こうの家並みの小さな屋根との対比、その遠方には富士が
白く、小さくそびえています。

北斎らしい画です。

東都駿台2.jpg

東都駿台1.jpg

 

 

さて、壱岐坂の中ほどを横断しています。坂の下には東京ドームと遊園地の観覧車が見えます。

 

解説にある神田川に向かって丘の上の下り坂を走っています。この路の左側が2丁目で右側が1丁目です。

 

公園が在りました。元町公園です。1丁目だけど(目的地は2丁目です)、眺望が利きそうです。

 

こちらが神田川方面です。

 

あの雑木の向こうが神田川です。北斎の絵はこんな感じです!でも、ここは1丁目です。

 

隣の2丁目で同じ高台の場所を探して移動します。

 

順天堂大学脇に坂道が在りました。

 

坂を下りた所はお茶の水坂で、道路の向こうが神田川です。

 

富士山はあの方向です。北斎が描いた場所は、多分この周辺の高台です。順天堂大学の敷地内辺りだと思います。

 

左方向は御茶ノ水駅で、

 

右方向には水道橋駅が在ります。

 

このお茶の水坂が、絵の中で武士や行商人や巡礼者などが行き交った坂道だと思います。

春の陽射しの現場です。

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