写真1 淡い紫の2枚の蕚が左右に出て鳥の羽根のよう、残り3枚の蕚のうち2枚(淡い茶色)が見える。
写真2 花弁3枚はくっつき、筒状。下の1枚に髭状のものがつく。
写真3 3つの花序が見える。1本の茎が伸びて3つの花序か否かは不明。
笹(竹?)を刈った陽当たりの良い草原に、ひっそりと咲く淡い紫の花、妻が発見。
“ハルリンドウと違うじゃない”と、被さった枯れ葉を除ける。
見ると、花は鳥のよう、羽根が左右に出て、髭があり、ハルリンドウより草丈は低く、確かに違う。妻と私は初見の花。
後日、ヒメハギと同定。本種は陽当たりのよい所に分布する常緑多年草。羽根のように見えるのは約7mmの蕚(がく)。
学名:Polygala japonica Houtt. ヒメハギ科
引用・参考文献等:*岡山理科大学植物生態研究室(波田研)HP・植物雑学事典;ヒメハギ *大工園認著『野の花めぐり 春編』(株式会社 南方新社 2003年)145頁
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年04月21日 撮影地:鹿児島県湧水町(旧吉松町)・沢原高原
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