
写真1 孟宗竹林と新緑、薫風をうけて泳ぐ鯉のぼり。幸田川から仰ぎ撮る

写真2 今では珍しくなったレンゲ、棚田に生える。ほどなく犂き込まれて肥料(緑肥)になる

写真3 朽ちた家屋。日本農村の現実の一つ

本日は5月5日、子どもの日、イメージは鯉のぼり
2012年04月23日、棚田百選の一つ「幸田の棚田」をめざす
鹿児島県姶良郡湧水町幸田(あいらぐん ゆうすいちょう こうだ)にある
「ふれあいバス」を幸田頭(こーだがした)で下車して1.2kmの緒につく
素晴らしいであろう棚田のプラスイメージと、高齢化・少子化・過疎化のマイナスイメージを併せ持ち
木々に被われた道を歩き進むと視野が開ける
左に幸田川のせせらぎ、棚田のレンゲ(写真2)
右は薫風に泳ぐ鯉のぼり(写真1)
マイナスイメージを吹き流し、心地よく幸田川に下りて撮る
さらに「幸田の棚田」をめざして進むと3軒目の廃屋・廃墟(写真3)
既存のマイナスイメージに戻される
しかし、「ふれあいバス」車窓からみる幸田地区
幸田頭から「幸田の棚田」までの徒歩往復にみる幸田地区
廃屋・廃墟はありながらも総体的に美しく明るい景観
たとえば、みごとな棚田、薫風に鯉のぼり、耕作放棄の少ない田畑、新築中の住宅や小学校など
プラスイメージ湧かせ、プラス志向へ誘う
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年04月23日 撮影地:鹿児島県湧水町(旧栗野町)幸田