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写真1 ムクドリ、ムッ君が赤い実を銜えてる。
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写真2 庭先のサクランボ。ムクドリ、ムッ君が銜えてたのはサクランボ。
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冬の夕暮れ、街路樹に群がり、ギャー、ギャー、ギュル、ギュル、とにかく騒々しく、糞を落とす鳥、ときには憎たらしい鳥、ムクドリ。
春や夏、繁殖期になると、番い(つがい)で道を歩きながら餌を探す。その姿に親近感をおぼえ、かわいい鳥、ムッ君となる。
さて、5月中旬、電線にとまるムッ君が目に入る。よーく見ると、何か銜えてる、赤いもの、はて何か。
いっしょに歩いている先輩が、“ユスラウメかなー”と教える。
さらに歩を重ねるうちに、民家の庭先に写真2のサクランボ。
そうだ、ムッ君が銜えてたのはサクランボと結論。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年05月19日 撮影地:埼玉県比企郡小川町