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写真1 銜えてるのは餌? 巣材? 干乾びた幼鳥?
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写真2 銜え物を散策道に置き、周りを見やる。
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写真3 再び銜えて飛び去る。
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埼玉県比企郡小川町の「カタクリとオオムラサキの林」に建つ休憩舎で休んでいる際、ガビチョウ(画眉鳥)が何かを銜えて飛来し散策道に下りる。
ソロリ、ソロリ、抜き足、差し足で近づき、撮る(写真1~3)。
本種は囀りを楽しむために中国から輸入されていた。特に高度経済成長期にペット業者が大量輸入した。
その後野生化し、里山などで太く高い大きな声で囀っており、すぐ判る。オオルリ、ウグイスなどの囀りをまねることもできる。地上の昆虫や木の実などを餌とする。
本種は、外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律・2005年6月1日施行)によって同法施行時に特定外来生物に指定された。
学名:Garrulax canorus チドリ科
**外来生物法は、「特定外来生物による生態系、人の生命・身体、農林水産業への被害を防止し、生物の多様性の確保、人の生命・身体の保護、農林水産業の健全な発展に寄与することを通じて、国民生活の安定向上に資する」ために制定された。
「そのために、問題を引き起こす海外起源の外来生物を特定外来生物として指定し、その飼養、栽培、保管、運搬、輸入」が規制され、防除等が行われる。**
引用・参考文献等:環境省ホームペイジ
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年05月19日 撮影地:埼玉県比企郡小川町