
写真1 ホウチャクソウの花2個。蝶あるいは蛾の幼虫がつく。

写真2 杉林の下に群生するホウチャクソウ。木漏れ日に照らされる。

宇都宮市・羽黒山神社の参道の脇、杉林の下は、小さくて白い花、チゴユリとホウチャクソウの盛り。上の写真はホウチャクソウ。
本種は林内に生える多年草。葉は長さ5.0~15.0cm、幅1.5~4.0cm、茎丈は30~60cm。
花は、先端が少し緑色をおびて枝先に1~3個つき、垂れ下がる。
和名は、花の形が寺院などの軒下に下がる宝鐸(ホウチャク)に似ることに由来。
学名:Disporum sessile ユリ科
引用・参考文献等:*『山渓カラー名鑑 日本の野草』(株式会社 山と渓谷社 1983年)634頁 *当ブログ2012年05年19日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年05月13日 撮影地:宇都宮市宮山田町・羽黒山