写真1 葉緑素のない白蝋色のギンリョウソウ、すばらしい。
写真2 若い茎に鱗のような鱗片葉は少なく、白色の少ない無色透明の鱗片葉も見られる。
写真3 筒状の花。黄色い雄しべの葯が円柱状の花柱(雌しべ)を取り囲む。花柱の先端は窪む。
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ギンリョウソウは林下などの少々湿気のある腐植土に生える腐生植物。草丈は8~20cm。葉緑素をもたず、根の他は白色・白蝋色・銀色。茎には鱗のような鱗片葉が重なってつく。
和名のギンリョウソウ(銀竜草)は草姿全体を銀の竜に見立てた。
学名:Monotropa hypopithys
引用・参考文献等:*『山渓カラー名鑑 日本の野草』(株式会社 山と渓谷社 1983年)297頁 *大工園認著『野の花めぐり 夏編』(株式会社 南方新社 2003年)114-115頁
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年05月19日 撮影地:埼玉県比企郡小川町・「カタクリとオオムラサキの林」