
写真1 約10mの高所で採餌中のコゲラ

写真2 後頭部に赤色がないので雌?。写真1と同一個体。

4月末、いつもの雑木林を歩いていると、ギー、ギー、ギーと太く高い鳴き声、ときどき高速でコンコンコンコン。
ソロリ、ソロリ、キョロ、キョロ探す。その音主は10mほどの高い所で採餌中のコゲラ(写真1・2。同一個体)。この林では、ここ数年、本種を視認している。
写真の個体は、後頭部の羽色に赤斑がなく、雌と考えられる(写真2)。
本種は、全長約15㎝、日本のキツツキ(啄木鳥)の中で最も小さい。広い縄張りを持ち、つがいは強い絆で結ばれて同じ場所に生息。
学名:Dendrocopos kizuki 英名:Japanese Pygmy Woodpecker キツツキ科
学名のkizukiは、記録標本採集地の大分県杵築市に由来。
引用・参考文献等:当ブログ2011年03月20日・同年05月30日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年04月30日 撮影地:栃木県下野市