おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

実も葉も黄色のユズ、珍しい?

2012年12月21日 00時00分00秒 | 植物

写真1 実だけでなく、葉も黄のユズの木。左奥にも見える。筆者のイメージと違う。


写真2 葉も実も、ともに黄のユズの木は、写真手前のユズ畑でも少ない(写真1の個体は左に見える)。


写真3 早春3月4日、残雪の中にユズの木4本、葉は緑。


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 今日21日は冬至(旧暦11月09日)。カボチャを食べる、柚子湯に入るなどの風習がある。
 それはさておき、ユズ(柚子)と聞けば、すっぱい、実は黄、葉は緑、棘がいっぱい、と筆者は連想。
 しかし、11月11日、埼玉県秩父の荒川贄川宿で、葉まで黄のユズの木に出合う(写真1)、びっくり、常緑樹のはずなのに。
 枯れているわけではなさそう。なぜ? 品種の違いか、突然変異の枝変わりか、疑問が湧く。
 さて、所と季節は変わり、北関東の早春、残雪に立つユズの木4本(写真3)。黄色の葉はない、まさに常緑樹、イメージのまま。
 あらためて疑問が湧く、荒川贄川宿のユズは葉も黄色、なぜ?
 
 学名: Citrus junos ミカン科
 引用・参考文献等:*西澤宥綜編著『暦日大鑑』287頁、新人物往来社、1994年
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1・写真2;2012年11月11日、写真3;同年03月04日 撮影地:写真1・写真2;埼玉県秩父市荒川贄川、写真3;宇都宮市宮山田町
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農村歌舞伎に明日あり 役者は中学2年生

2012年12月20日 00時00分00秒 | 農村

写真1 「寿曽我対面工藤館之場」を演じる小鹿野町立三田川中学校2年生。以下同じ


写真2 高座に着く工藤、大磯の郭から祝いに来た傾城2人 


写真3 工藤を父の仇と狙う曽我十郎と五郎、血気にはやる弟五郎。


写真4 血気にはやる弟五郎、落ち着く兄十郎


写真5 役者、裏方さんなど総勢27名、全員で挨拶。お疲れさま。歌舞伎を継いでください。


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 農村歌舞伎のまちとして全国に名を馳せる「花と歌舞伎と名水のまち おがの」。
 埼玉県秩父地域、山間にあり、わらじトンカツも有名。
 子供から大人まで、老若男女が歌舞伎を演じ、鑑賞する。
 その一つ「歌舞伎・芸能祭」が2012年11月17日、18日の両日に小鹿野文化センターで開催された。演目に子供や中学生の歌舞伎、太鼓があり、伝統行事・芸能の伝承・継承に関心をもつ筆者は18日に足を運んだ。
 写真の「寿曽我対面工藤館之場」を演じたのは小鹿野町立三田川中学校の2年生全員27名。校長先生の開演前挨拶によると、総生徒数46人の中学校、2年生が週2回、総合学習の時間に小鹿野歌舞伎保存会の指導をうけ、今日の舞台に立つ。
 なるほど、総合学習の時間に、中学校と地域が一体となり歌舞伎を伝承し継承する体制があるのを、あらためて知る。

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年11月18日 撮影地:埼玉県秩父市小鹿野町
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栃木のイチゴ「とちおとめ」の選別 最盛期

2012年12月19日 00時00分00秒 | 農業

写真1 「とちおとめ」選果中のIS氏ご夫妻、お母様、パートさん2人


写真2


写真3


写真4 業務用「とちおとめ」は1個ずつ量る
 

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 クリスマス、年末・年始をひかえ、イチゴ「とちおとめ」の出荷は最盛期。「とちおとめ」生産農家は最多忙。
 栃木県下野市のIS氏宅は午前6時15分頃、明けの明星が東空に輝く時刻から10時頃まで「とちおとめ」を家族3人とパートさんでちぎる。
 ちぎったその日に、「とちおとめ」を写真のように1個ずつ台秤で量り選別する。業務用に出荷するので量る。我々食味者・消費者の生果用には、見た目の大きさで数段階に選別する。
 IS氏から「とちおとめ」を2パックいただき、食べ味わいました。甘い、美味い「とちおとめ」でした。ありがとうございます。
 さて、IS氏の「とちおとめ」は、北関東自動車道宇都宮・上三川インターチェンジから国道新4号バイパスを南へ約11㎞の「道の駅 しもつけ」でも買えます。
 皆様、美味い、甘い栃木の「とちおとめ」をお買い上げください。

 引用・参考文献等:当ブログ2012年12月05日同年11月28日2011年07月05同年06月21日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年12月16日 撮影地:栃木県下野市
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カワセミ百態002 冬の用水路 枯枝にコバルトブルー

2012年12月18日 00時00分00秒 | 野鳥

写真1 輝くコバルトブルー


写真2 右を警戒


写真3 目が筆者と合う感じ、しかし逃げない


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1.コバルトブルーのカワセミ、逃飛
 水辺の宝石といわれるカワセミ
 2012年12月16日13時すぎ、筆者は下野市を流れる農業用水路の左岸を上流へ歩く
 突然、チッ、チッ、チーと一直線に上流へ逃げ飛ぶコバルトブルーの鳥
 “あっ、カワセミだー、いたんだー” “よーし、撮ってやるぞー”
 
2.カワセミは見つけづらい
 双眼鏡を持参してない筆者
 カワセミが止まって魚獲りをしているのはどこか、前もって探せない
 この時季、枯草や枯枝などが農業用水路へせり出す
 水面に近い枯枝にカワセミはとまる
 胸から腹部は茶色で周りに溶け込み、遠くから見つけづらい
 背中のコバルトブルーを探す

3.また逃げられる
 さきほど逃げ込んだのは約50m先
 気づかれぬよう抜き足さし足
 “この辺りかなー”と覗き込む
 チッ、チッ、チーと逃げ飛ぶ
 “しまったー、ちくしょー”

 頭を切り替え、止まった先を確認
 今度も約50m先
 幸い、カモフラージュできる枯枝が多い
 膝を折り中腰で近づく
 団塊の世代には辛い姿勢、歩様

4.ついに撮る、輝くコバルトブルー、カワセミ
 筆者の努力が珍しく実る、対岸の枯枝にカワセミ、逃げない
 多くの枯枝に焦点合わせを邪魔される
 “逃げるなよー”と焦りつつ、息を止めとめ撮る(写真1)

 田んぼを耕すトラクターがエンジン音をたてて近づいて来る
 “あーあ、逃げられる” “なんで、こんなとき来るのー”と農業者の都合を考えず少々苛立つ
 “えーい、仕方ない”と腹を決め、中腰から立ち上がる
 カワセミにはまる見えのはず
 なんということか、カワセミは逃げない
 “今のうちだー、撮れ、撮れ、逃げるなー”と懸命に連写(写真2・写真3)
 ほどなくカワセミは下流へ逃げ飛ぶ
 鮮やかなコバルトブルーをカメラに収めるのは久しぶり、気分爽快

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年12月16日 撮影地:栃木県下野市
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仏塔状の干し稲わら積みが鹿児島 愛媛 栃木にある なぜだろー

2012年12月17日 03時45分05秒 | 農村

写真1 鹿児島県曽於郡(そおぐん)大崎町の仏塔状干し稲わら積み


写真2 栃木県下野市のワラノー。干し稲わらを春のユウガオ定植頃まで保存


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 ここは鹿児島県曽於郡大崎町
 車窓から仏塔状の干し稲わら積みを見る(写真1)

 愛媛県松山市のワラグロ(弊ブログ2012年10月23日。)も同じような形状
 栃木県下野市のワラノー(弊ブログ2011年06年08日・写真2))も然り

 鹿児島、愛媛、栃木
 隔たる所に同じような形状の、仏塔状の干し稲わら積みがある
 なぜ、なぜ、興味湧く

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1;2011年11月21日、写真2;2012年12月16日
 撮影地:写真1;鹿児島県曽於郡大崎町、写真2;栃木県下野市

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