里山のちから

そば屋大海戸を閉店し、里山活動をスタート。里山での農業体験、もの作り、交流会、イベントの案内や様子お伝えして行きます。

ほんものの存在感に圧倒されました。ガイアシンフォニー8番

2016年10月14日 | おかみの趣味の小部屋

恵比寿にある東京都写真美術館で上演が始ったガイアシンフォニーの最新作を見てきました。

登場人物は、

能楽師・人間国宝     梅若玄

能面打          見市泰男

天河弁財天社宮司     柿坂神酒之佑

ヴァイオリン製作者     中澤宗幸

ヴァイオリン奏者      中澤きみ子

カキ養殖業        畠山重篤・信 親子 

第一線で活躍する方々が発する、存在感、気品、言葉の力にただただ圧倒されました。

自分の言葉で伝えることができず、とてももどかしいです。

映画の中に2011年3月11日の震災で流されてきた家の梁や柱で作製した

TSUNAMIヴァイオリンが出てきます。

製作した中澤さんは、

「楽器が演奏されるたびに、どうか人々の大切な思い出をよみがえらせて欲しいと願いながら」

作ったそうです。

古い楽器には、「豊かな記憶が刻み込まれ、蓄えられている」とも述べています。

ヴァイオリンの要となる魂柱には、話題になった「奇跡の1本松」が使われているのだそうです。

明治神宮で奉納演奏され、

さらに、中澤きみ子さん他が演奏する「からたちの花」というCDができました。

中に入っている曲は

からたちの花(ソロ)、浜辺の歌、ふるさと、芭蕉布、からたちの花(ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ)

このCDの収益金は、Classic for Japanが主催するヴァイオリン・リレー・プロジェクト

「千の音色でつなぐ絆」を通じて、東日本大震災復興支援金として寄付されるそうです。

 

コメント (1)
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