昨日の合同練習のとき、練習の始めと終わりに各チーム子供たちが私のところに来る。決まり切ったあいさつをして、何かを言うのを待っている。こういうときに他の指導者はどんなことを言っているのだろう。私はいつも困ってしまう。そんなあいさつをするくらいならどんどん準備をしたらいいのに、後片付けをしたらいいのにと思ってしまう。
あいさつはとても大事である。ところが、子供たちは「気をつけ」「よろしくお願いします」「ありがとうございました」「さようなら」などを何回も言っている。ありがとうございましたを続けて3回も言っているチームもあった。でも、そんなことを注意したら、子供たちは戸惑ってしまうだろう。やらされている。では、一人だと同じようにできるのだろうか?
みんなで言えば見た目ははきはきと元気いっぱいでさもあいさつをしているように思える。しかし、よく見ると「気をつけ」で気をつけをしていない子も中にはいる。気をつけのときは気をつけをしようねとやり直させた。
私は、ただあいさつをしているだけにしか見えなかった。あいさつは、やらないよりはやった方がいいに決まっている。指導者の人達は、あいさつと共に礼儀も身につけさせたいのではないだろうか。他のチームがやっているからということだけでやってはいないだろうか。今一度、何のためにしているのか、うちのチームの子とも考えてみたい。そういうことがとても大事な気がする。日々努力。