自動車総連の最大単組であるトヨタ自動車労働組合(鶴岡光行委員長、組合員約5万8000人)は、この07年の春闘の賃金交渉で1500円の賃金制度改善を要求する方針を固めたようです。思えば昨年は4年ぶりに1000円を要求として掲げましたが、それよりも500円増額することになります。
スケジュールでは今月下旬に執行部案をまず提案し、2月9日におこなわれる評議会で正式決定することになります。トヨタ自動車の07年3月期の営業利益が2兆2000億円と過去最高になる見通しなのはご存じの人も多いでしょう。職場の空気が今までとは違う姿勢を示ささざるをえないということです。
一方、経営側は「業績の伸びには一時金で応える」として、国際競争力の低下を招くような固定的な人件費の拡大には難色を示しているようです。

詳細は以下の記事を参照のこと
毎日新聞 2007年1月10日 11時22分
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20070110k0000e020046000c.html