全トヨタ労働組合(ATU)

トヨタ自動車および関連企業で働く労働者の企業横断型労働組合です。一人でも加入できます。

自動車産別連絡会議から

2007年01月15日 09時29分16秒 | Weblog
自動車産別連絡会議から送った連帯メッセージも紹介します。


全トヨタ労働組合様

第2回定期大会開催、誠におめでとうございます。

昨年1月22日に貴労組が結成されて以降、貴労組の存在は確実にトヨタ自動車
社内外に影響を与え続けています。自動車産業全体に影響を与えていると言って
も過言ではありません。

日本の自動車資本はいまや全世界の三分の一の自動車を生産しています。トヨタ
自動車は今年、生産台数でゼネラル・モータースを追い抜き生産台数世界一の自
動車会社になると言われています。しかし、その繁栄はわたしたち自動車産業で
働く労働者の犠牲の上に成り立っていると言えます。日本自動車工業会によれば
日本の就業人口は約6300万人、そのうち自動車関連就業人口は約490万人
といいます。ワーキングプア、格差社会の最先端を歩まされているのがこの大量
の自動車関連就業労働者ではないでしょうか。

日本の自動車資本の繁栄の大きな柱として大手メーカーの物を言わない労働組合
の存在があります。貴労組はその流れに出る杭を打ち立てました。貴労組の今後
のご活躍を祈念いたします。わたしたち自動車産別連絡会議も共にがんばる所存
です。共にがんばりましょう。

2007年1月14日 自動車産別連絡会議

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TMPCWA支援する会からのメッセージ

2007年01月15日 09時26分10秒 | Weblog

TMPCWAを支援する会からのメッセージを紹介します。


全トヨタ労働組合第2回定期大会へのメッセージ

フィリピントヨタ労組を支援する会 共同代表 山際正道


厳しい状況の中で全トヨタ労働組合を立ち上げた貴組織がここに第2回定期大会
を開催するに至ったことを心よりお祝い申し上げます。

勝誇るトヨタは、いまや向かう所敵無といわんばかりに世界に冠たる日本企業と
して名を成しています。しかし昨今のトヨタを巡る様々な不祥事は、企業の中心
に腐臭が充満し始めている兆候とさえ思えます。

大量のリコールは、検察・警察の捜査が及び社の歴代担当重役が更迭されるなど
会社の土台である車の品質に大きな問題があることを示唆しているばかりか、よ
り根本的には、そのことを察知し事前に改善の手を打つなどの仕組みが不十分な
ことを示しています。

北米トヨタ社におけるセクハラ問題でも起こしたことは、当人であってもその人
物を十分知りその力量を買って責任者として送り込んだ責任がトヨタ社にあるこ
とは明らかであり、人事管理においても抜本的な問題がることを示しています。

フィリピントヨタにおける労組弾圧問題は、多国籍企業が進出した国の最高裁判
決を守らないばかりか4度にわたるILO勧告、IMFの国際的抗議行動を受けるまで
になり、日本の国会でも取り上げられるにいたり、今まさに国際的な問題として
日本のトヨタ社が解決に乗り出さなくてはならない状況と成っています。にもか
かわらず北米トヨタのセクハラ問題へのすばやい対応とは違い「現地のことは現
地で」を繰り返す愚をつづけています。

また脱税や偽装請負などが報道されるにいたっては、トヨタが順風満帆で世界の
一流企業ということは、本当のことかとさえ思えます。

皆が皆会社を誉めそやす時こそ、警鐘を鳴らしそれに謙虚に耳を傾ける企業風土
こそまさに求められるものです。奢れるもの久しからずです。

そんな意味で、働くもの立場から会社に警鐘を鳴らし、要求を掲げ闘う組織こそ
重要であり、貴組織がそんな働く者の気持ちを大切にし、運動を展開されている
ことに敬意を表するものです。貴組織がますます発展されますことを祈念すると
ともに、これまで以上に「フィリピントヨタ労組を支援する会」へのご支援をお
願いしお祝いのメッセージといたします。

2007.1.14.

以上
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