あなたは今日、誰かのために何かをしただろうか?
誰かのために、ご飯を炊き、
誰かのために、飲み物を出し、
そして、誰かのために、仕事をし、世話をする。
およそ、誰かと話し、文句を言い、意見を述べ
考え、行動する。
そのすべては、誰かにあたえたのだろうが、
その時間のすべては
『あなた自身』のためだ。
その人のためを思う行動すらも、自分が
生き易いように、相手を動かしたいだけなのだ。
考え違いをしないで欲しい。
それを悪いと、言っているのではない。
それを忘れるな、と、私は言っている。
ひとのためだと、あなたたちは、考え違いをしている。
子供のため、夫のため、妻のため、親のため、
親友のため、恋人のため、
だが、本当に、その人のためなのだろうか?
その人のこころは、そのひとのこころであって、
あなたのこころではない。
その人が傷つくだろうから、といっても本当に
傷ついているのか、その痛みはあなたにはわからない。
なぜなら、あなたのこころは痛まない。
あなたのこころが傷むのは、
あなたのこころが痛むからだ。
あなたは、あなたのためにのみしか、あたえていない。
それでいいのだ。
自分を大事にすることを意識することは、大事なことだ。
自分のために、家族は元気でいて欲しい。
自分のために、よい勤め先のひとたちであって欲しい。
自分のために、よき隣人でいて欲しい。
そう、感じていることが大切なのだ。
だからこそ、すべての人によりよく生きて欲しい、
と、望むのは自然なことだ。
自然の法則にそった生き方なのだ。
だからこそ、自分のためであることを忘れないで欲しい。
あなたの幸せは、あなただけがあたえられる。
その手伝いができるのは、神だけだ。
神がいて、あなたの周りの神があなたの幸せを
築けるよう、あなたを守る。
あなた自身の幸せを考えることは、あなたのまわりにも
幸せをあたえることなのだ。
今は、忙しいを理由に自分が幸せでいる権利すら
放棄しているひとたちが多すぎる。
自分の幸せと、自分を幸せにできる自分の権利を
取り戻して欲しい。
あなたは、あなたの笑顔のために生きている。
ありがとうございました。
天卜占