怒りや、否定は、全体的にものを見ていない。
部分を見て、行われた結果だ。
そして、一部の意見であり、真実ではない。
それは、真理にはあまりに遠い。
否定するものは、やがては、否定するものにより、滅ぶ。
あたえるもの、思いやるものは、すべて、繁栄する。
全体を見ていれば、どれもが必要を見出し、
どれをとっても、いらないものなどはない。
この世界の完璧さを見出していれば、おのが身も、
完璧の中に身をおくことができる。
否定とは、不完全を受け入れることだ。
不完全の中に、おのが身をおくことだ。
自己を否定することだ。
言葉の世界に存在すればするほど、
現象は制限を受ける。
言葉に頼ることなく、現象のみにこころをおけば
常に平安が訪れる。
人を否定するこころには、常に孤独がある。
愛されたい、認められたい、自分の存在を誇示し、
人に気づいて欲しい、と、叫んでいる。
相手を認めなければ、誰でも、孤独になる。
相手を受け入れられないのだ。
だから、否定をするものたちが寄り集まり集団を作ったところで、
孤独は癒されはしない。
相手を受け入れ、尊重するこころが愛なのだからね。
相手を思いやれば、思いやるほど、全体的に物事を
とらえられて、より良い方向をめざせる。平和を見出せる。
ありがとうございました。
天卜占