黄色い花の特集をもう少し続けようと思ったのですが… (たとえば、ウンナンオウバイとか) まだたくさん咲いていませんでした。
何の脈絡もありませんが、去年の暮れに撮った 小学校の校門前の ローズマリーです。
なので、ローズマリーの品種は分かりませんが、大好きなローズマリー独特の匂いがします。
石黒マリーローズさんという方が日本におられ、外交官の語学教師などをしていらっしゃいますが、彼女は レバノン出身なんですね。
レバノンはアラブの雄シリアの隣にありながら、十字軍の進路でもあった土地で、キリスト教徒のマロン派とモスレムのシーア派・スンナ派の数が拮抗し、内閣が宗派の持ち回りで成立していたことのある国です。
日本を脱出したカルロス何某さんは マロン派です。
ローズマリーの原産地はレバノンなど地中海沿岸で海に近く湿度の高い土地にあり、その青く小さな花がまるで海のしずくのように見えたことからRos(露) +marinus(海の)と名づけられました。