アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

トサミズキ - 愛知県緑化センター

2020-01-09 16:34:19 | みんなの花図鑑

トサミズキか? マンサクか?




迷いましたが、 ブログ記事「土佐水木の萼」を参考に、トサミズキと決定 (´∀`)




ま、 トサミズキも マンサクも、同じ マンサク科なのだから、似ていて当たり前なのだが。

〔参考〕
マンサク - 於大公園




種子は光沢のある黒色で、一つの花に種子は2個できます。 マンサクも2個の種子ができます。




ところが、同じマンサク科の ヒュウガミズキもよく似た実をつけるという。 困った~~~



トサミズキの花と果実 - へきなんたんトピア

トサミズキの花と果実 - 安城デンパーク


ロウバイ - 明法寺

2020-01-09 13:42:35 | みんなの花図鑑

明法寺のロウバイは、まだほとんどがこのようなつぼみです。




ロウバイは 江戸時代初めに中国から渡来したと言われている ロウバイ科ロウバイ属の木です。




同じ株の 下のほうで、開きかけている花もありました。




内側が赤い(赤褐色?)ので ロウバイ としました。




ミノムシみたいなのは、去年の花でできた果実です。


マンリョウとセンリョウ - 正法寺

2020-01-09 09:24:47 | みんなの花図鑑

同じ場所に マンリョウとセンリョウが植わっています。 マンリョウは 先だっても投稿しました。




マンリョウの実は 葉の下につきます (センリョウの実は 葉の上につきます)。




マンリョウは 花が下向きに咲くので、果実も下向きにつきます。




マンリョウの実の先端には 糸くずのようなものがついていることがよくあります。 花の時代の槍のように飛び出た花柱の名残と思われます(下記参照)。

「マンリョウ(ヤブコウジ科|サクラソウ科)の花は下向きに咲き、送粉昆虫は突き出した柱頭に触れる。花柱を取り巻く黄色の雄しべが揺り動かされると花粉が降り注ぐ。」 (植物形態学「典型的な雌雄離熟」




つぎは、 一緒に植わってる センリョウ です。

果実は 葉の上に、上向きに つきます。




果実の先端には 柱頭の名残の黒い点がありますが、 マンリョウのような 糸くず状に長いものではありません。




マンリョウは (ヤブコウジ科|サクラソウ科) の木でしたが、 センリョウはセンリョウ科の常緑低木で、ヒトリシズカやフタリシズカなどと同じ仲間です。
センリョウと マンリョウが一緒に植わってると、まず センリョウのほうから 鳥が食べてなくなると言います。 どうもセンリョウのほうが 葉の上にあるから食べやすく、味も センリョウのほうが美味しいらしい、 です。 (「センリョウ・マンリョウ 味比べ」による )