アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

オキザリス・バーシカラー - その後

2020-01-25 22:32:24 | みんなの花図鑑
つい先日取り上げた オキザリス・バーシカラー ですが...

今日通りがかったら、 ほとんどのつぼみが ほら、このように、開いてしまっていました。




あっという間でしたネ。 上から見ると、白いだけで、面白くないですねぇ。。。




名前ですが、 パーシーカラー ではなく、 Oxalis versicolor なので「バーシカラー」 です。 ただ 「バーシカラー」は 英語読みなので、ラテン語読みすれば 「オキザリス・ウェシコロル」となるようです。(植物写真館「オキザリス・バーシカラー(オキザリス・ウェシコロル)」)

(注)ラテン語では Vという字と U という字はもともと同じ字で、「下が丸い U は母音として、下が尖った V は子音として使う」という使い分けは時代が下ってから確立されたものです。現代でもラテン語を書く時には U の代わりに V が使われることがあります (「ラテン文字の読み方と発音」)




和名では 「しぼりかたばみ」というようです。
英語では 「Barber's pole(くるくる回る理容室の赤青白のサインポール)」というようです。
いずれも 側面の模様に着目してますよね



ソシンロウバイ - 愛知県緑化センター

2020-01-25 14:00:24 | みんなの花図鑑

雨シリーズ、その3。 ソシンロウバイ。




梅園とばかり思ってましたが、 花が咲いて初めて、 ロウバイも植わっていたことに気が付いたのでした。




雨しずくに 梅園+ロウバイ園の様子が移っている。




学名は Chimonanthus praecox form. concolor。




属名の Chimonanthus は、ギリシャ語の cheimon(冬) と anthos(花) が語源で、「冬の花」にちなみ、
種名の praecox は「早熟の、早咲きの」の意、小名の concolor は「同色の」を意味している。
(花々のよもやま話「ソシンロウバイ (素心蝋梅)」)



マンリョウ - 愛知県緑化センター

2020-01-25 10:24:26 | みんなの花図鑑
雨シリーズ、その2

雨に濡れた マンリョウ(万両)の実です。
暗くて ピントが甘く、スミマセン m(_ _)m




マンリョウの実は 葉の下に、 散房状につきます。(センリョウは葉の上) 前回のナンテンの実に似ていますが、 ナンテンの実の付き方は 円錐状です。




中央の赤い実の先端に 糸くずみたいなものが出ていますが、 雌しべの花柱の名残りです。 果実表面に そばかすみたいな点々(腺点)があるのも マンリョウ(などヤブコウジ科)の特徴です。




ナンテン - 愛知県緑化センター

2020-01-25 00:35:46 | みんなの花図鑑

この日は 久しぶりの雨でした。 ほんとうは 雪のほうがもっと良かったのですが。




今年は 雪は望めません。 仕方がないから、 雨雫で我慢しましょう (´v_v`)




南天の花は、仲夏の季語。実は三冬の季語。 (wiki)




ナンテンは果実、葉、茎、根、いずれも薬用に利用されます。 実を天日でよく乾燥させたものを南天実といいますが、咳止め効果があります。ナンテンの実は 苦いです (´・ω・)




学名:Nandina domestika
種小名の domestika はラテン語ですが 、英語の domestic にあたり、「人家の近くにある、家庭的な」という意味です。