アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ジンチョウゲ - 安城市WB

2020-01-06 20:36:33 | みんなの花図鑑

ジンチョウゲ(沈丁花)は ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木。




ジンチョウゲ科 は Thymelaeaceae で、難しく、面白くもなんともないのですが、
ジンチョウゲ属 は Daphne (ダフネ)で、 ダフネといったら、 ギリシャ神話で、 アポロンに恋されて追われ、逃れ切れなくなって父の助けを求め、月桂樹に化した川の神ペネイオスの娘で水のニンフ のことです。




なので、 Daphne といったら、まず 「月桂樹」 のことなんですね。
それがなぜ 「沈丁花」をも意味するようになったのか?





少し調べてみると、 沈丁花を ダフネと呼ぶのは、その葉っぱの形が月桂樹(ローリエ、ローレル)にそっくりなことにあるといいます。 まあ、似ていなくもないことはないですが。。。




2月末ないし3月に花を咲かせることから、春の季語としてよく歌われる。 (wiki)
写真はまだ、つぼみですが、 今にも咲きそうです (^^)/



カンボケ - 常福寺(安城市)

2020-01-06 20:00:00 | みんなの花図鑑

通常 ボケ(木瓜) は3月から4月に咲くのに対し、 冬に咲くものをとくに「カンボケ」と呼んでいるようです。




カンボケも 品種的には ボケと変わらないようです。




よく枝分かれをし、小枝は棘状になります。 バラ科だからでしょうか (´∀`)




学名: Chaenomeles speciosa 'Kanboke'
属名の Chaenomeles はギリシャ語の「chaino+melon(リンゴ)からきていて、裂けたリンゴを意味し、熟した実に裂け目ができることに由来します。
種小名の speciosa は「華やかな」という意味。




ソヨゴ - 安城市Jj

2020-01-06 17:59:44 | みんなの花図鑑

久しぶりの「赤い実」です ^^




「ソヨゴ」という名前は、花柄(果柄)が長く 果実が「風にそよそよとなびく姿から」(MIDORIENホームページ) という説が一般的のようですが・・・




ソヨゴは 「戦」と書き、「風に戦(そよ)いで葉が特徴的な音を立てる様が由来」(wiki) という説もあるようです。




ソヨゴはまた 「冬青」という漢字もよく使われ、これは ソヨゴが「常緑樹で冬でも葉が青々と茂っていることから」(wiki) ということのようです。


【雑談】
「戦ぐ」は 「そよぐ」と読むんですね (^^)/
去年の 3月20日(元号発表の10日前)まで、 首相の頭の中で 第1候補だった元号は 「天翔」だったという情報があります。「てんしょう」では 頭文字が「T」になってしまうので、運用上ふさわしくないとは 考えなかったんでしょうか??
まあ、天翔を使った葬儀社があったそうで、 「天翔」は直前におじゃんとなり、急遽、 他の候補を探して 「令和」が突如浮かび上がったということですが。。。
ちなみに 「天翔る」 は 「あま-かける」 と読みます (´∀`)