さよなら三角 また来て四角...日本編☆第二章☆

オーストラリアから10年ぶりに帰国。特別支援教育に携わりながら
市民農園・家庭菜園に励んでいます。

ドリンコ!ドリンコ!

2012年12月04日 09時00分22秒 | Web log
Nさん(女性)は、まったく英語が話せず、クロアチア語を話します。
他のレジデントさんと比べると若いのですが、非常に気性が荒く
気に入らないことがあると、癇癪を起こし、唾を吐いたり、叩いたり。

要注意人物なので、誰も近づきません(苦笑)

ので、しゃべる声がとにかく大きい。

しゃべるというより、自分の欲しいものがあると
同じ単語を繰り返し叫びます。

お食事前に洋服を保護するエプロンをかけてあげるときに
「エプロン、かけますねー」くらいの声かけはしましたが
どう接していいかわからず、様子を見ておりました。

でも、Nさん、どうやら自分が何を欲しているとかはきちんと
認識しているようです。

Nさん、食事の後、ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!
ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!
ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!
ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!
と叫びました。

ものすごい目で私を見つめます。

で、他の人はしらーんぷり。

そしてまた
ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!
ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!
ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!

私「飲み物が欲しいみたいですね。お水あげてもいいですか?」

ケアラーさん「いいわよ」

で、お水を持って行きました。

で、コップを口にしてしばらくするとそれを床になげつけた!!!

私、目が点。

皆さん慣れていらっしゃるのか、動じもせず。

ささっとお片づけ。

チーン!試合終了。

で、わたしはピーンと来た。

「きっとジュースが欲しいんだな」

翌日、また私をジーっと見つめて

ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!
ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!
ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!ドリンコ!

と言うので、今度はジュースを持参。

大人しく全部飲んでおりました。

今日は、私の勝ち(笑)

署名

<script src="http://www.shomei.tv/project/blog_parts.php?pid=1655&amp;encoding=euc"></script>