今日はJさんのお話
Jさんは 英語を理解でき、話しかけるとわずかながら自分の気持ちを伝える
ことができます。が、体を動かすことが全くできません。
わたしが話しかけると、Yeah と答えるか、No のときはNoとは言いませんが
顔の表情が「困ったな」というような感じになります。
でも、自分からは発話しません。
食べるのが大好きで、気持ちいいくらいもりもりとお食事を召し上がります。
閉鎖棟に初めてきた日に食事の介護をしたのですが、その翌日体調を崩し、
食事がとれなくなって、その次の日に再び食事の介助をさせていただきました。
体を拭いて、洋服を着替えて ダイニングにお連れし
「 また、元気になってよかったですねぇ。昨日は召し上がれなかったけれど
今日は沢山たべられるかな? 」などと声かけをしながら、オートミールを完食。
前の日、体調が悪く食事がとれなかったので、お腹がすいていたのでしょう。
「 いいですねぇ。元気になって食欲が戻ってきたようですね! 」と
話しかけると照れくさそうに微かに微笑んでくれました。
そして飲み物をあげると、それもあっという間に飲み干しました。
もちろん、朝で寝起きだし、喉も渇きますよね。
で、もっと欲しそうな感じでした。
他のレジデントさんたちがトーストを頂いていたので、Jさんにトースト
はありますか?
とケアラーさんに聞くと 「No」と言う。理由は不明。
確かに、前日体調が悪かったからというのもあるのかもしれませんが、
こんなに食べたそうにしているのにと思うと、気の毒になりました。
で、じゃぁ、飲み物をもう一杯あげてもいいですか?と言うと
それも「No」
「 Jさん、飲みたそうにしているんですけど 」と言うと
「 どうして、わかるのよー。 」とまたまた言われました。
顔や目の表情、飲みっぷりで分かろうと思ったら、わかるんですけどね。
(これって、私の思い込みなんでしょうかねぇ....)
「 後で、モーニング・ティーだってあるし、お昼まで全く食べられないわけじゃ
ないんだから。」と言われたので、そのままJさんに伝えると、Jさんの悲しそうな顔。
喉が渇いているのに、お腹がすいているのに、どうしてあげることができないのか?
私には理解できませんでした。看護師やお医者さんから指導があったというなら
理解できるのですが。
しばらくしてから、さっきのケアラーさんが心変わりしたのか「責任者のMさんに、聞いて
OKが出たらトーストをあげてもいい」と言ってくれたので、やったーと思って確認したら、
何の躊躇もなくOK。
それにしても、さっきの「No」に根拠はあったのかよ!と突っ込みたくなりましたが。
うれしくなってJさんに「トーストですよー」と言うと、Jさんペロリと一枚半を
たいらげました。
本当はもっと食べたそうだったけれど。
「 後で、モーニングティーがありますからね。朝食はこの辺で終わりにしましょう」
と話しかけているときに、Jさんが トーストを掴んでいた指をぺろぺろと舐めているのを
見て、ちょっと切なくなりました。
その後、Jさんに、何か飲みたいですか?と聞くと、Yeah と言ったので、飲み物を作って
飲ませてあげると、これもゴクゴクと全部飲み干してくれまして、
もやもやしていた私の気持ちはちょっと晴れ晴れしたのでした。
Jさんは 英語を理解でき、話しかけるとわずかながら自分の気持ちを伝える
ことができます。が、体を動かすことが全くできません。
わたしが話しかけると、Yeah と答えるか、No のときはNoとは言いませんが
顔の表情が「困ったな」というような感じになります。
でも、自分からは発話しません。
食べるのが大好きで、気持ちいいくらいもりもりとお食事を召し上がります。
閉鎖棟に初めてきた日に食事の介護をしたのですが、その翌日体調を崩し、
食事がとれなくなって、その次の日に再び食事の介助をさせていただきました。
体を拭いて、洋服を着替えて ダイニングにお連れし
「 また、元気になってよかったですねぇ。昨日は召し上がれなかったけれど
今日は沢山たべられるかな? 」などと声かけをしながら、オートミールを完食。
前の日、体調が悪く食事がとれなかったので、お腹がすいていたのでしょう。
「 いいですねぇ。元気になって食欲が戻ってきたようですね! 」と
話しかけると照れくさそうに微かに微笑んでくれました。
そして飲み物をあげると、それもあっという間に飲み干しました。
もちろん、朝で寝起きだし、喉も渇きますよね。
で、もっと欲しそうな感じでした。
他のレジデントさんたちがトーストを頂いていたので、Jさんにトースト
はありますか?
とケアラーさんに聞くと 「No」と言う。理由は不明。
確かに、前日体調が悪かったからというのもあるのかもしれませんが、
こんなに食べたそうにしているのにと思うと、気の毒になりました。
で、じゃぁ、飲み物をもう一杯あげてもいいですか?と言うと
それも「No」
「 Jさん、飲みたそうにしているんですけど 」と言うと
「 どうして、わかるのよー。 」とまたまた言われました。
顔や目の表情、飲みっぷりで分かろうと思ったら、わかるんですけどね。
(これって、私の思い込みなんでしょうかねぇ....)
「 後で、モーニング・ティーだってあるし、お昼まで全く食べられないわけじゃ
ないんだから。」と言われたので、そのままJさんに伝えると、Jさんの悲しそうな顔。
喉が渇いているのに、お腹がすいているのに、どうしてあげることができないのか?
私には理解できませんでした。看護師やお医者さんから指導があったというなら
理解できるのですが。
しばらくしてから、さっきのケアラーさんが心変わりしたのか「責任者のMさんに、聞いて
OKが出たらトーストをあげてもいい」と言ってくれたので、やったーと思って確認したら、
何の躊躇もなくOK。
それにしても、さっきの「No」に根拠はあったのかよ!と突っ込みたくなりましたが。
うれしくなってJさんに「トーストですよー」と言うと、Jさんペロリと一枚半を
たいらげました。
本当はもっと食べたそうだったけれど。
「 後で、モーニングティーがありますからね。朝食はこの辺で終わりにしましょう」
と話しかけているときに、Jさんが トーストを掴んでいた指をぺろぺろと舐めているのを
見て、ちょっと切なくなりました。
その後、Jさんに、何か飲みたいですか?と聞くと、Yeah と言ったので、飲み物を作って
飲ませてあげると、これもゴクゴクと全部飲み干してくれまして、
もやもやしていた私の気持ちはちょっと晴れ晴れしたのでした。