先日、主治医に『今日のアロマは何の香り?』と聞かれてから、
殿を楽しませるべく日々アロマテラピーに励んでいる私。(笑)
アロマは、単独でも楽しめるんですが、
効能、相性、ノートバランス(香りの長さみたいなもの)を考えながらブレンドすると、
独自の香りが出来て更に楽しめるのです。
何より入院中のいい暇潰しになるし、
自分への癒しにもなるし、一石二鳥。
今朝の回診の際に、またまた
『今日は何のアロマなの?』
と聞かれました。
やたっ、アロマに励んだ甲斐があったぞ(^o^)v
私はいつも起床時にアロマランプを消し、
匂いの薄まった頃・・・1~2時間後に今日のアロマを焚きます。
だから、おそらく殿が来られた時は昨日の薫りが残っていたと思われます。
ちなみに
レモン
ラベンダー
シダーウッド
ベルガモット
のブレンドでした。
そして、今日のために用意していたのが
ユーカリ
ゼラニウム
イランイラン
フランキンセンス
ゼラニウムは膵臓機能を良くする働きがあるのです。
痛み止めになるマージョラムとともに、
膵炎患者必須アロマじゃないかな。
さて。
これらをベッド脇に用意していたら、
殿は順番に香りを嗅いでいかれました。
一つずつ簡単に説明しながら渡していったのですが、
『フランキンセンス?』
と一瞬止まりました。
どうやら、初耳だったよう。
そこで『乳香のことです』って答えたら、なんと殿は
『乳香ってイエスキリスト誕生の時に捧げられたやつ?』
そんなこと、知りませんっ(笑)
なので、すぐさま本を調べたら、そのように書いてあって、びっくり。(@_@)
『なんでこんなこと知ってるんですか?』
と聞いたら
『僕は物知りなの。何でも知ってるの』
と嬉しげに自慢されておりました(笑)
その後
『看護婦さんもアロマについて知りたいみたいだよー』
とも言われたので、どうやらナースステーションで評判になってるみたい。
ちょっと嬉しかったりして。
そのあと来た小姓にも
『アロマがいい感じだねー』
と誉められたし、
担当の看護師さんにも
『今日もいい匂い~癒されます』
とおだてられて、すっかりご機嫌(^^)
そして、担当の看護師さんからこっそり聞いたお話。
殿は私の電子カルテに今日嗅いだアロマオイルの名前をあげ
『しゃれている』とかなんとか、
治療に全く関係ないことを記録してたそうな(爆)
指導医がこれでは、研修医が『不細工な魚は食べられないそうです』と、
意味ないことを電子カルテに打ち込むのも致し方なし?(笑)
※不細工な魚事件とは
採血でEOS(エオジオ)=好酸球が基準値の3~4倍になっている私。
好酸球はアレルギーがあると上昇します。
花粉症の患者さんが症状が出ている時期に測定すると、上がっています。
ところが、今年の私はお陰さまで花粉症になってないし、
そもそも去年、発症した時期も基準値内でした。
なのに、現在はずっとアップしてます。
。
基準値が5%までなのに15~20%ぐらい。
ということは、他に原因があると考えるべき。
そこで、好酸球が膵炎に影響を与えることが希にあることを知った(調べた?)殿は、草履持ちに、私のアレルゲン検査を依頼しました。
一回目の一般的な(ハウスダスト、ネコ、植物)等は全部シロ。
それで、次は食べ物に的を絞ってすることになりました。
草履持ちは聞きました
『あゆさん、魚でアレルギーのあるものはないですか?』
私は冗談も交えてこう答えました
『私、不細工な魚食べられないんですよ』
・・・アレルギーがある訳じゃなく、味がダメなわけではなく、皮や顔(笑)がグロテスクな魚は受け付けないのです。
身だけにしてくれたら食べられるけど(笑)
例にあげると、めばる、がしら、こち、といった魚が苦手です。
とはいえ、彼には単に好き嫌いの問題でアレルギーはありません、と付け加えました。
なのに・・・
彼はなんと電子カルテに
『不細工な魚が食べられないそうです』
と打ち込んだのでした。(爆)
そ・・それは、医療情報でしょうか!?
看護師さんはカルテ見て大笑いしたそーです。