さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
時折現れる、さそりの毒にはご注意を。(^_-)-☆

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中心静脈カテーテルと神経ブロック

2008年03月10日 20時36分30秒 | 重症急性膵炎
中心静脈カテーテル、無事終了いたしました!(^^)v
今回は全然痛くなかったです。
すごくリラックスしてできたので、やっぱりドクターとの信頼関係は大事。

しかし、天然担当医くん。
実は中心静脈カテーテルはシロウト同然でした(笑)

午前中の回診で
『うちの病院ではICUで麻酔科の先生がするのが主流なんだけど、僕がやらなきゃいけないかなぁ』
と不安たっぷりにおっしゃるので
『でも、先生。○○先生は嫌ですっていうのは角がたつでしょ?』
と言ったら
『うん・・・』
としばし沈黙したあと、ようやくする決意を固めた様子でした。

昼過ぎから病室にてカテーテル挿入開始。
まずはエコーで首の静脈の位置を確認し、黒マジックで印を付けます。
それから、顔に布を被せ、麻酔開始。
担当医くんは、前回のカテーテルの時のことで、私が麻酔の効きにくい体だとご存知です。
なので、何も言わなくても麻酔の量を少し多目にした上で、麻酔の効きをよくするためにしばらく時間をあけてくれました。

そう!前回のどへたくそ女医(ぼろくそだ(笑))には、これがなかったのよ。

しかし、問題はここから。
私の首筋を何度も触り、何回も刺してる様子があるのですが、どうも入っていない。
まるで、看護師さんがルート採りに失敗するみたいに、何回も刺して静脈を探してるのですが、行き当たらないのです(笑)

『先生、がんばれ』ってよっぽど声を掛けようかと思いました。(爆)

ちなみに、前回の女医のときは『何しやがるねん(-_-)』と感じました、はい。←下品

途中で先生の同期の循環器の先生からTELあり。
『いかなくても大丈夫?』というレスキュー電話でした。
『来てください~』と答える担当医くん。
どうやら、自信がないからはじめから頼んでいたらしい。

循環器の先生は
○エコーで印をつけてるところより実際の静脈が1センチずれてる
○刺す角度はこの角度で
○近くに動脈があるから気をつけて
とかアドバイス。

しかし、それでも入らない。(^^ゞ
この辺りになると、私は笑いを堪えるのに必死でした。
担当医くんの焦りが伝わってくるんだもの。

結局。
最終的に循環器の先生が入れたのでした(爆)
もちろん、最初だけで、その後の処置は担当医くんがしましたけどね。

その後、ナースセンターにいた担当医くんを見かけた家族によると、随分へこんでたらしい。

私が無理言ったからだよね~。
でも、痛くなかったから全然OKよん。(^^)

とゆーわけで、前回と大違いの楽しい?中心静脈でした。


そして、夕方6時前に麻酔科受診。
大体の話は聞いてたので、疑問点だけ聞きました。
まず、腹腔神経叢ブロックではなく『内臓神経ブロック』というのが正式名称らしい。
また、この治療は末期癌患者のために行うのがほとんどなので、数年後もずっと痛みが消えてるままであるかどうかはわからない。
(亡くなったり、癌が進行してさらに痛みが強くなり、ブロックをしていても痛みを感じることがあるため)

痛みの緩和としては、このブロックの他に麻薬もあって、どちらでもいいんですよ、というお話でした。
ただ、癌でない場合は保険適用になるのが、フェンタニル、塩酸モルヒネ、リン酸コデインぐらいしかないとのこと。

麻薬は怖いものではありません。常用性があったり、精神的な依存性が出ることもないです、とも言われました。

痛みを感じなくなる点については、全く感じなくなるわけではなく、下痢の痛みなどはちゃんとわかるそう。

私は前もって家族と相談した時に『麻薬よりブロック』と決めていたので、ドクターに聞いてみました。

『先生個人としては、麻薬とブロック、どちらを選ばれますか?』と。
『私はブロックですね。簡単ですし、キレがいいですから。副作用もほとんどありませんし』

とのことで、神経ブロックをすることに決めました。

ただ、神経ブロックが効くかどうかを試すために、まずは硬膜外ブロックをやってみたほうがいいそうです。
できれば今日やるはずでしたが、事前の血液検査の結果が思わしくなかったために、今日のところはお流れになりました。

あとで回診にこられた主治医曰く、
『食べてないからでしょう。明日から点滴にビタミンを混ぜますからね。』
とのこと。

ですから、硬膜外ブロックをするのが数日後になりそう。
麻酔科の先生は『硬膜外の翌日に神経ブロックをしても問題はない』とおっしゃいましたが
主治医は『そんなにバタバタしなくていいから』とのことで、入院はまだまだ続きそうです(^^;

ちなみに主治医は麻薬を常用することには反対の立場のようです・・・。
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