今日は麻酔科の受診日でした。
診察は疼痛外来の部長先生。
神経ブロックの事後診察といったところでしょうか。
この間の神経ブロックは色んな手術、検査、処置をしてる私が一番痛いと思った処置だったので、
『こんなに痛くてつらい処置は初めてでした』
と言ったところ
『そんなことを言われたのは初めてです』
と戸惑われてしまいました。
それもこれも新人女医のせい!?
レントゲンを見せて貰ったところ、これ以上ないほど綺麗に入ってるとのこと。
ちょうど処置時にもいらした先輩女医がいらして
『椎間板の時に激しい痛み訴えられたから、そこに何か今の痛みの原因があるのかもしれませんね』
と仰ってました。
でも、何度も今までにCT撮ってるから、何か病態があればわかるはずとも言われ・・・。
そこで、私が
『薬を入れられた時にお腹と背中にやけつくような痛みが走ったんです』
とも訴えたら、またまた
『そんなに痛いと言われた方はないです』
と、言われてしまいました。
そんなこんなで、処置時も今もそれほどの痛みを訴えられる原因がわからない、と頭を抱えられる有り様。
そこで、
『重症急性膵炎の時に内科の先生もこんな経緯は見たことないと悩まれていたので、特異体質なのかもしれません』
と答えておきました。(笑)
ま、例の女医の責任とって悩んでいただきましょう。(笑)
しかし、この際、痛みの原因はどうでもよくて(よくないが(笑))、疼痛外来なのだから、どうすれば痛みがなくなるのかが大事。
神経ブロック以来、背中の痛みは1日でほぼ消えたけど、お腹のやけつくような痛みがずっとあって、しかも寝る体勢になると余計に痛みがひどくなるのです。
ロピオンは効くけど、ボルタレンでは気休め程度にしかならず、処置前より痛みは強くなるし『誰かどうにかして~』状態でした。
麻酔科の先生は、痛みがあり効果があるならロピオンを1日2回使えばいいと仰るのですが、主治医にはダメだと言われてます。
そこで、疼痛外来の部長と主治医の間で痛み止めについて話し合うとのこと。
さて、どんな答えが出るのやら。
とりあえず今日のところは痛み止めに硬膜外ブロックをすることになりました。
しかも、部長直々。
さすがめちゃくちゃうまいです。全く痛みなし。
ちゃんと疼痛外来にもプロはいたのね
ところで。
草履とり、こと研修医くん。
今日で消化器内科の研修が終わりで、来月は保健所にいったり1週間の離島研修があったりして、5月に戻ってくるそうです。
なんと、今時珍しく小児科志望とのこと。
でも、優しいからぴったりだろうなぁ。
『先生なら、すごくいい先生になられると思います。お世話になりました』
って挨拶しました

お世辞抜きにそう思います。
問題は手技だな~。がんばれ(笑)
硬膜外ブロックのおかげで久々に私の体調がよかったので、研修医くんは
『最後に明るい顔を見られて良かったです。色々勉強させてもらってありがとうございました』
と返してくれました。
なんか、すごく清々しい気分です。
お医者様には人間性も大事ですね。