さそりのらびりんす~たわごと~

慢性膵炎持ちのあゆが気ままに書く、たわごと日記です。

ごあいさつ

ようこそ、いらっしゃいました。あゆと申します。
2005年に慢性膵炎を発症いたしました。
闘病記録に日々のあれこれ、趣味のこと。
たわごとに寝言、なんでもありの内容となっております。
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陰陽五行と食事

2008年07月08日 16時02分05秒 | 慢性膵炎と日常生活
中国四千年の歴史による陰陽五行説。

東洋医学では陰陽論と五行説が基本にあります。
すべてのものは「陰」と「陽」そして五行(=木・火・土・金・水)にわかれており、これらをバランスよく保っている=健康、バランスが崩れる=病気の原因になるという考えです。

わかりやすいところで、男性は陽、女性は陰。
昼は陽、夜は陰。
太陽は陽、月は陰・・・etc。
医学でいうと気は陽、血は陰。
この意味を調べているとややこしいので省略(笑)

五行説では五臓六腑という言葉が有名。
五臓とは、中が詰まった臓器のことで肝臓、心臓、脾臓、肺臓、腎臓のこと。
六腑とは中が空洞の臓器のことで、大腸・小腸・胆・胃・三焦・膀胱のことを指します。

あれっ!?膵臓がないぞ!?
そうです。
膵臓は死後自己消化を起こしやすく、昔は解剖してもわからなかったために入れて貰えなかったそうな。
その代わりに西洋医学では殆ど相手にされない脾臓が入っているのが面白いですね。

五行に属する色には青・赤・黄・白・黒の五色があります。

この法則に従い、五臓の病気は五色の変化が現れるそう。
肝臓の病気は青く
心臓の病気は赤く
脾臓の病気は黄色く
肺臓の病気は白く
腎臓の病気は黒くなります。
黄色くなるというあたり、膵臓はあえていえば脾臓に入るのかしらん。

また、
肝臓が悪い人は怒りっぽい。
心臓が悪い人は良く笑う。
脾臓の悪い人は思いわずらいやすい。
肺臓の悪い人は悲しみに沈みやすい
腎臓の悪い人は怯えやすいという特徴があるらしい。
ここでも、膵臓は脾臓の悪い人に準ずるっぽいですね。

また、五行に属する味としては、酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味(塩辛い)の5つがあり、
酸っぱいものが好きな人は肝臓を悪くする。
苦いものが好きな人は心臓を悪くする。
甘いものが好きな人は脾臓を悪くする。
辛いものが好きな人は肺臓を悪くする。
塩からいものが好きな人は腎臓を悪くする。
そうです。

病気にならないように、身体をバランスよく保つためには、陰陽論、五行説の両方を満たすようにバランスよく食事を取ることが大事。

陰陽論では相対するものを一緒に取りましょうということになります。
冷たいものを食べる時は身体を温めるものを一緒に取る、体に悪いものを取った時は体にいいものを同時に取ればいいといった具合。

例えば。
トンカツに消化酵素の多いキャベツを一緒に食べる。
冷やし素麺に体を温める効果のある薬味を入れる。
膵マーが脂質の高いものを取った時に大量に消化剤をガブ飲みするのは、陰陽論の応用バージョンかも(笑)

また五行説では酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味(塩辛い)の5つの味と、青、赤、黄、白、黒の5つの色の食材をバランスよく取りましょうということになります。

うーん・・・膵マーになって以来甘いモノを取りすぎている気はします。
脾臓が悪くなっちゃうかしらん。
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