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今更の標準信号

2021-04-04 | QEX誌
昔は、アナログカラーTVのカラーサブキャリア周波数を標準周波数として使っていた人も多いかも。
で,その後、ルビジウム発振器(だったかな)が流行したり、最近はGPSでの校正が流行ったりしている。
GPSも手軽でいいのだが、南側が開いてないとダメだし、北側に部屋がある場合は今一使い難い。
でどうもデジタルTVのOFDMキャリアの上端に、連続キャリアがあるらしく(と言ってもBPSKだが)、
30chだと577.927571MHzで、この周波数帯で偏差+ー0.5Hz の0.001ppmらしい。
簡単には、赤線に577.927571MHzのwater fallを合わせればいい。
(うちのは、-1ppm補正でほぼ合う。特に1Khzの信号を聞く必要は無い)
30chは千葉TVなので、うちでも入るが、例えば、NHK総合1は、27CHなので、
27CH 554MHz 554357.143kHz 557MHz 557142.857kHz 559928.571kHz 560MHz
という表から、559928.571kHzを受信すれば良い。(NHK総合 27chにキャプチャを入れ替え)
信号のピークに赤線を合わせると、559928.767kHzなので、559928.571kHzで196Hzの誤差になる。
430MHzでの誤差に換算すると196*(430.100/559.928571)=151Hzなので、IC-7000等を修正できる。


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