まあどうにかなるさ

日記やコラム、創作、写真などをほぼ週刊でアップしています。

爪楊枝

2015-04-11 21:44:25 | 雑学

父は夜歯を磨かない、磨くのは朝だけ、でも虫歯は一本もない。

夕食の後は爪楊枝を使っている。

実は僕も高校から結婚するまでは夜歯を磨かなかった。その間一度も歯医者に行ったことはない。

歯は磨かかなかったが、爪楊枝で綺麗に歯の間の汚れは取り除いていた。

慣れると歯間ブラシと同じように歯と歯の間の汚れを上手に取り除くことが出来る。

恐らく父もそうしていたのだろうと思う。

考えてみれば歯ブラシを使った歯磨きは近代になってからである。歯磨き粉の普及も明治以降かなり経ってからだと思う。それまでは歯の汚れを取るには爪楊枝を使っていたはずだ。昔は甘い食ベ物も少なかったと思うが、爪楊枝でも充分虫歯予防にはなるということである。

昔、爪楊枝は白樺からできていたそうだ。今でも和菓子などに使われる三角楊枝は白樺でできている。実は虫歯予防で有名なキシリトールの成分は白樺から採取されている。

爪楊枝は世界中で使われているが、材料に使われる木は薬木が使われているという共通点がある。フッ素やタンニン酸など歯に非常にいい有効な成分が含まれているのだ。

昔の人はちゃんと歯にいい木を知っていたことになる。

最近の大量生産で作られる爪楊枝は家具などの端材を使用しているのでこういった効果は期待できないが、白樺などの薬木を材料にした爪楊枝を上手に使えば、歯磨きをしなくても虫歯予防になりそうである。

もちろんエチケットとしてはちゃんと歯磨き粉をつけて磨いた方が効果的だと思うが…


みかん収穫量日本一

2014-11-30 15:21:22 | 雑学

 

実家からみかんを一箱送ってきた。

浜松周辺で獲れる三ヶ日みかんは甘くて美味しい。

みかんと言うと愛媛というイメージがある。

静岡県の収穫量は日本で何番目位なのだろうか?

ネットで調べてみた。

温州蜜柑(みかん)の収穫の都道府県別順位は

1位 和歌山県

2位 愛媛県

3位 静岡県

となっている。ここ何年かこの順位は変わっていないそうだ。

意外にも1位は愛媛でなく和歌山県だった。

昭和初期まで和歌山県が首位を独走していたが、1934年に静岡県が収穫量1位の座についた。その後愛媛県にトップが入れ替わり、1970年より34年連続で収穫量1位を守ってきた。しかし、2004年からは和歌山県が再逆転し、全国シェアの差も年々広がっているらしい。静岡県がトップだったこともあったのである。

温州みかんというのは、コタツによく似合う一般にみかんと言われるあのみかんの正式名称である。

温州みかんには普通温州みかんの他に早世温州みかんなどの種類があり、普通温州みかんに限って言えば収穫量は静岡県がトップである。

みかんは温暖な地域で収穫されるため、みかんの産地は気候的に住みやすいところが多い。

4位以降は熊本、長崎、佐賀と続く。

みかんはいくらでも食べられる。その気になれば15個くらいは平気だと思う。

デザートやおやつに最適。腹の足しにはなりにくいが口が寂しい時には最適である。

身体を冷やすのではないかと思っていたが、薄皮ごと食べると意外にも体を温めるそうである。

それでも、みかんの消費量は年々減っている。そういえば箱買いを昔ほどしなくなったように思う。長らく日本の果物消費量のトップを続けてきたが近年バナナにその座を奪われたそうである。


健康寿命日本一

2014-06-01 14:06:10 | 雑学

先日厚生労働省が発表した健康寿命が2010年時点で最も長いのは男女とも浜松市で、最も短いのは男性が大阪市、女性は堺市だった。

健康寿命とは、生活に支障なく暮らせる期間を言う。寝たきりや認知症になるまでの年齢の平均の事である。

浜松は僕の実家がある。父母とも70をとうに過ぎているがまだ元気に暮らしている。

厚労省ではその理由については述べていないが、浜松は気候が温暖で食べ物も美味い。

比較的経済的に豊かで市民の性格は温和である。

また、聖隷病院を始め、医療機関が充実していることも無関係ではないと思う。

関西出身の父は転勤で浜松に来て以来、この街が気に入ってしまい、生涯住む地に選んだ。

大阪の健康寿命が最下位なことを考えると英断だったと言える。

厚労省では平均寿命と健康寿命の差を縮めることを目標にしていると言う。

元気で長生き、それは誰もが望む事。それには浜松市民の生活を参考にしてほしい。

大阪とはどこが違うのか。案外そんなことが高齢化社会解決の糸口になるのではないだろうか。

 


超高層ビル

2014-03-16 20:33:31 | 雑学

先日、日本一高いビル大阪のあべのハルカスがオープンした。
それまで日本一の横浜のランドマークタワーを4メートル上回る300メートルの超高層ビルである。
日本一の高さを誇るが世界ではそれでも166番目となる。
超高層ビルの走りは霞が関ビル、オープンは1968年である。今ではそれほど高いとは思わないが、当時は有名だった。高さは148メートル、あべのハルカスの半分以下である。その後新宿に京王プラザホテルができ、それが日本一となった。僕が小学生5年生のときである。
千葉の親戚に遊びに行ったときに両親に連れて行ってもらった。今では83位である。
僕が高校の時に日本一だったビルサンシャイン60、東京に友達同士で遊びに来た時に展望室に上り、その高さに驚愕した。
そのサンシャイン60も現在はベスト10圏外である。
その後、都庁がサンシャイン60を抜き、母を連れて上った。ランドマークタワーも妹と遊びに行った。
超高層ビルの定義はないが概ね100メートル以上だと言う。
日本に超高層ビルがまだまだ少ない時代の方が超高層ビルに興味があったが、今のように増えてしまうとかえって興味を失ったように思う。
下記は現在の日本での超高層ビルベスト30である。
多くが東京にあり、大阪、名古屋と続くが浜松のアクトタワー23位地方都市がとしては頑張っている。出来た時は中部地方では随一の高さを誇っていた。


1 あべのハルカス(大阪)
2 ランドマークタワー(横浜)
3 りんくうゲートタワー(大阪)
4 ワールドトレードセンター(大阪)
5 虎ノ門ヒルズ(東京)
6 ミッドタウンタワー(東京)
7 ミッドランドスクエア(名古屋)
8 JRセントラルタワーズ・オフィス棟(名古屋)
9 東京都第一本庁舎(東京)
10NTTドコモ代々木ビル(東京)
11サンシャイン60(東京)
12六本木ヒルズ(東京)
13新宿パークタワー(東京)
14東京オペラシティ(東京)
15JRセントラルタワーズ・ホテル棟(名古屋)
16新宿三井ビル(東京)
17新宿センタービル(東京)
18聖路加セントルークスタワー(東京)
19名古屋駅新ビル(名古屋)
20泉ガーデンタワー(東京)
21汐留シティセンター(東京)
22電通本社ビル(東京)
23アクトタワー(浜松)
24新宿住友ビル(東京)
25新宿野村ビル(東京)
26The Kitahama(大阪)
27アークヒルズ仙石山森タワー(東京)
28グラントウキョウ・ノースタワー(東京)
29グラントウキョウ・サウスタワー(東京)
30モード学園・コクーンタワー(東京)


新年

2014-01-05 00:57:50 | 雑学

あけましておめでとうございます。
初詣は浜松の五社神社、4日は地元所沢の狭山不動尊と山口観音へ。
ここ数年はこのパターンが多い。
浜松の初詣は時々違うところへも詣でるが、地元の狭山不動尊と山口観音は欠かさずにお参りしている。
この二つの寺院は仲良く並んでおり、参拝者の多くは両方をお参りする。
狭山不動尊は天台宗のお寺で、堤義明が西武球場を建設する際に芝増上寺の文化財などを移し、1975年に建立された比較的新しい寺院である。
西武グループと縁が深いため、西武ライオンズはシーズン前には必ずお参りする。
対して山口観音は正式名称を金乗院といい、奈良時代に建立されたと伝えられている真言宗の古い寺院である。
新田義貞が鎌倉を攻めるときに戦勝祈願をしたと言われており、新田義貞の馬が霊馬堂に祀られている。
無数の水子地蔵が並び、朱色の五重塔が目を引く。
今年も無事に一年が過ごせますように…

狭山不動尊から見た西武ドーム


金乗院(山口不動尊)