人類の最強の敵。
彼らは三億年前の太古から 地球に存在し、人類が地球を支配した後も、それを嘲笑うかのように文明社会の死角で脈々と生き続けて来た。
近代科学の総力を結集しても、彼らを殲滅することは不可能だと思われる。
雑誌『AERA』に彼らゴキブリの記事が掲載されていた。
『バルサン』を販売するライオンが運営するサイト『ゴキブリ天気予報』通称『ゴキてん』が4月にオープンし、すでに180万アクセスを突破した。
別にサイト名を略す必要はないと思うのだが・・・
何となく天ぷらを想像してしまう・・・し、失礼!
このサイトはゴキブリの活性化状況を4段階のゴキブリ指数で伝える。
ゴキブリが最も活発に活動する温度は25度から30度の間。意外にも30度以上になると夏バテが見られるらしい。
今年は節電対策で、エアコンの設定温度は28度と言われている。
この設定温度は彼らにとってはもっとも快適なのだ。
今年は、彼らが飛ぶ姿を頻繁に見ることができるかもしれない。
お、恐ろしい!
記事によると、ビルの12階でも、大量発生した例があり、高層階でも、安心できないそうだ。
彼らを甘く見てはいけないのだ。
また、意外だったのは部屋の中に大量の観葉植物がある場合、そこが巣になりやすいという。というのも、彼らは何でも食べるので、水さえあれば生きていけるのだ。
今年は放射能の影響で窓を開けない家庭が多く、これも湿気を好む彼らにはいい環境だという。
彼らは空気の流れがないと、ここは安全だと思う習性があり、窓を開けて換気することは対策の一つになるそうだ。
彼らはわずかな隙間から忍者のように忍び込む。
我が家では彼らに何とか立ち向かう事ができるのは僕一人だけ。
僕の帰宅前に彼らが現れると、残された家族は敵前逃亡するしかないだろう。
もし、僕の帰宅前に彼らが飛来したら・・・
考えるだけでも恐ろしい!
殺虫剤の準備だけは万全にしておく必要がありそうである。
それにしても今年の日本は彼らにとってはまさに天国である。
http://gokiten.varsan.jp/