ラジオでジョークの特集をやっていたのでいくつか紹介する。
まずは立川談志の小咄三つ。
あるレストランにて
毎日のように必ず一人で来るのに、どういう訳か、いつもショットグラスを二つ頼み、ウイスキーを注ぐ客がいた。
ある日、ウェイター がその訳をきくと、
亡くなった友を偲び、友が好きだったウイスキーを二つのグラスに注いで飲んでいるのだと言う。
美しい話しだとウェイターは感心した。
ところが、しばらくすると、グラスは一つになった。
気になったウェイターがその訳をきくと、客は
「俺が禁酒したんだよ」
とある国の独裁者が自らの肖像画の切手を発行した。
側近が彼に
「この切手、付かないという評判です」
独裁者がその切手を持って来させ、自ら試してみる。
「ちゃんと付くじゃねえか」
「国民はみんな表の方に唾をかけるもんですから」
「胎教ってのはインチキだなあ、腹の中の子にクラシックなんか聴かせたって影響なんてあるもんか! 俺のおっかあなんて俺が腹にいるときは針の跳んだ擦り切れのレコードばっかりかけてたらしいがな、なんてことはねえな、俺は今でも、俺は今でも、俺は今でも・・・」
次は五代目の柳家小さんの小咄
ある高名な落語家の弟子が師匠に携帯電話を持たせ、電話をかけました。
すると師匠が一言
「お~ 俺の居場所よくわかったな」
アーサー・ゴッドフリーのジョーク
結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいと思うほど可愛かった。
今考えると、あのとき食べておけばよかった。
次はリスナーの作品
「あなた、飲み過ぎちゃって大丈夫?だいぶ酔っ払ってますよ」
「大丈夫だよ、本当に酔っ払ったらよー 、あそこの二人のウェイターが四人に見えるはずだからよー」
「あなた、ウェイターは一人しかいませんよ」
「何を~」
ウェイターが一言
「お客様、さっきから一人で何騒いでるんですか」
千原ジュニアのジョーク
クリントン夫妻の話。
クリントン夫妻が地元に帰ったときに、車の中からガソリンスタンドで働くヒラリーの元彼を見掛けた。
ビル「ヒラリー、もし君が彼と結婚していたらガソリンスタンドの店員の奥さんになっていたかもしれないな」
ヒラリー「何言ってんのビル、彼と結婚していたら彼が大統領になっていたわよ」
これもリスナーの作品
大きな犬を連れ、二つの棺が載った馬車を従えた喪服の女性が石畳の道を歩いて来た。
奇妙なのは、その馬車の後ろに十数人の平服の女性たちがついて歩いていたことだ。
これを見た女性が喪服の女性に尋ねた。
「これはどなたの葬儀なのですか?後ろの女性たちはなぜついて行くんですか?」
喪服の女性「この犬が姑を噛み殺し、それを止めようとした夫まで殺してしまいましたの」
「そ、その犬がですか!是非、その犬を貸して下さい」
「では、列の最後にお列び下さい」
次もリスナーの作品
「おい!昨日のヤンキーズ戦観た?ホームランボールを捕ろうとして、顔面に当てた奴いたろう?傑作だったよな」
「昨日のヤンキーズ戦か、観たよ、気絶するまではね」
「すいません、わたくし鳥のモノマネが出来るので、こちらの劇場で雇ってもらえないでしょうか?」
「そういうのは珍しくないですから、お断りします」
「そうですか、残念です」
そう言ってその人は窓から天に向かって羽ばたいて行った。
「わたくし、隅田川で水練の達人を見ました」
「どんな?」
「顔を水に漬けたまま、身動きひとつしないで海の方に流れていったんだけど、あれは見事な水練だと思ったね」
「そいつぁドザエモンじゃねえの?」
「名前まではきかなかったよ」
隣同士に住む男二人の会話
「昨日の夜はだいぶお楽しみだったようだな、隣の俺ん家まで奥さんの声が響いてたぞ」
「え!?今出張から帰ったとこなんだけど」
税務署にて
「次の方どうぞ」
「ママママママイケル・ススススススミスです」
「あのう、落ち着いて下さい」
「いいえ、私は落ち着いていますが、父が私の出生届けを出すときに緊張していたもので・・・」
闘牛の肉で作ったステーキ店があった。
ある日常連客が
「今日はいつもより肉旨いねえ」
ウェイター「昨日は牛が勝ったんです」
老夫婦の会話
夫「お前はいつも体中いたいって言うけど、いたくないとこはないのかい?」
妻「あなたといたくない」
僕の好きなさんまのジョーク
パーティー会場での男と女の会話
男「きみ、パンティーはいてないね」
女「あら、どうしてわかるの?」
男「うん、だってスカートはいてないもの」
最後に僕のジョーク
無人島にて
「おい、みんな見ろ!船だ!助かったぞ」
一方船では
「おい、みんな見ろ!島だ!助かったぞ」