毎年大量に出る街路樹の枯葉。
街路樹はわれわれの目を楽しませてくれる。
木陰を作り夏の暑さをやわらげてくれる。
でも、本当はこいつら葉っぱは道路ではなくて土の上に落ちたかっただろうな。
土だと肥料になって緑を育てるけど、路上だと市の清掃車が持って行って焼かれるだけ。
夏の間、人に安らぎを与えてくれた葉たちは土に帰ることは許されない。
アスファルトの隙間のわずかな土に植えられ、騒がしい街の中で、それでも元気に育っている。
木々も本当は森で生きていた方が幸せだっただろうと思う。
今年も緑をありがとう。
また来年、元気に葉をつけてね。