プロポーズの時に女性へ贈るものは指輪と相場が決まっている。
ジュエリーは女性が喜ぶので成功の確率がぐんと上がることが期待できる。
でも、なぜプロポーズの時は指輪なのでしょう?別にネックレスやイヤリングなどの他のジュエリーでもいいはずです。
実は、プロポーズに贈るのはネックレスやイヤリングではなく指輪でなければならない理由があります。
指輪はネックレスやイヤリングと違い、指のサイズを合わせなければなりません。
プロポーズはサプライズが効果的、だけど指輪を贈ることを悟られないようにさりげなく指輪のサイズをリサーチしなければならないというハードルがある。
そのハードルは決して簡単なことではなく、男性としては知恵を絞ってサイズのリサーチを行い、指輪を購入して勝負の日に備える。
ネックレスやイヤリングにはないこのハードルこそが女性に自分はここまで真剣なんだというシグナルを送ることになり、成功率が高くなるのだそうです。
他のプレゼントより成功率が高くなるので指輪を贈る事が広まったという訳です。
これは経済学でシグナリング理論と呼ばれています。
過程をより困難にすることで相手に自分をよりアピールすることができるというもの。
就職のとき、履歴書は手書きの方が相手にいい印象を与えるといったことや、学歴が採用に有利になることなどがこの理論で説明されています。