先日車椅子の物理学者、スティーブン・ホーキング博士がお亡くなりになりました。
心からご冥福をお祈りします。
30年以上前に読んだ本を本棚の奥から引っ張り出す。
博士の来日に合わせて日本でも出版された。
内容についてはほとんど記憶していなかったので読み返してみる。
本書は宇宙の起源やブラックホールなどの謎について一般の人にも解りやすく書かれてある。
はずであるが、たいして解りやすくはなく、睡魔と闘いながらページを追う。
博士は相反するニュートンの量子力学とアインシュタインの相対性理論の統合理論を目指した。統合理論が完成されたという話は聞かないが、宇宙の謎に英知を駆使して果敢に挑戦したことは本書からは伝わってくる。壮大な試みへの答えを懸命に探した博士を引き継いだ学者は多いと思う。
因みに府中は東京の都市です。