血圧が少し高くなってから数年
食事の塩分を気にするようになった。
夕食は妻が毎日塩分を控えたメニューを用意してくれる。
焼き魚には塩ではなくお酢をかけたり、減塩醤油などの調味料を使ったり、全体的に減塩メニューをいろいろと工夫してくれる。
でも、塩分を減らすことが難しいのが外食を利用する平日の昼食。
定食の味噌汁をなるべく残したり、ラーメンやそばの汁を飲まないようにしたり、それでもできるだけのことはするようにしている。
時々マクドナルドで昼食を取ることがある。
必ずポテトを頼んでいたけど、塩がたっぷりかかっているのでずっと控えていた。
ある日ポテトを塩抜きにしてくれると聞いた。
店ではポテトは大量に揚げて、揚げたてのポテトに塩を振りかけたものを作り置きしてある。塩抜きポテトの注文があると新たに揚げなければならなくなる。
その間少し待たされることになる。店員は揚げたての塩抜きポテトをわざわざ席まで持って来てくれる。
塩抜きポテト、最初は物足りなかったけど、慣れればなかなか美味しい。必ず揚げたてが食べられるところもいい。
でも、塩抜きポテトは店員が一番嫌がる裏メニューの一つだと聞いた。
それでもいつも笑顔で対応してくれる。
先日、マクドナルドで食事をしたとき、座席までポテトを運んでくれた女性店員に
「お手数をかけます、ありがとう」と声をかけた。
店員は満面の笑顔で「とんでもありません」と応えてくれた。
とっても気持ちがよかった。
マクドナルドは何も告知していないが、客が頼めばハンバーガーに挟んでいるピクルスやオニオン、ソースなどの量を無料で2倍にできる裏メニューのサービスを4月から始めたそうである。100円のハンバーガーでもきちんと対応してくれるはずだ。
日本でハンバーガーショップがこれほど普及したのは、ハンバーガーという食べ物が受け入れられたということ以上に、接客などがしっかりしていたからという理由も大きいのではないかと思う。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます