1968年に創業した丸広百貨店川越店の屋上遊園地「丸広百貨店わんぱくランド」が、9月1日をもって閉園した。全国的にも屋上遊園地は絶滅寸前の存在である。
1970年代、消防法の改正によりデパートの屋上から遊具が次第に消えてゆくこととなった。
昭和時代、デパートの屋上には決まって遊園地があった。
小さい頃は近所の小規模のショッピングセンターの屋上にも遊園地があり、買い物の途中によく連れて行ってもらったことを今でも覚えている。
「オクジョウに行きたい」
母にねだってよく連れて行ってもらった。
小さい頃「オクジョウ」とは、その近所のショッピングセンターの屋上遊園地の固有名詞だと思っていた。屋上が一般的な名詞である事を知ったのは小学生になってからである。
本格的な遊園地は年に何度も行けなかったので、屋上遊園地は気軽に行ける夢空間だった。
ぐるぐる回るボートやミニ飛行機、観覧車などがあった記憶がある。
近所にあったショッピングセンターの名前は確か「伊丹ショッピングセンター」だったと記憶している。検索しても、当時の屋上遊園地の事はヒットしない。閉園したのがいつかもわからない。人々の記憶からもほぼ消えているのだろうなあ…
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