5月7日豊島区役所の新庁舎が完成し、間もなくオープンする。
小学校の跡地に建設されたこの新庁舎は1~10階が区役所、11~49階はマンションである。
旧区役所の土地を売ったお金と11階から上のマンションの売却益を新庁舎の建設費に充てた。
国からの補助金もあり、この新庁舎建設のために区の税金を全く使っていないという。
昨年5月『日本創成会議』が公表した試算によると豊島区は東京都で唯一消滅する自治体に挙げられている。
それでも、智恵を使い、少ない予算でも何とか立派な新庁舎を建設した区長と区の職員の努力には敬意を表したいと思う。
ほとんどの自治体は赤字を抱えているが、国には1000兆円を超える膨大な借金がある。これからは国からの補助金はあまり期待できないだろう。
それでも市民へのサービスを維持させるため、あらゆる手段を講じなければならない。
この方法はこれからの自治体運営のヒントになると思う。
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