あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

大貧民みたいなパワーバランスの話

2020-05-23 | from:amo
日記でも何度か書いているけれど、
人の長所と短所は裏表っていうのに近い話。
とはいえ、今回は三すくみに近い話か……。

そんなことを考えていたsachiakiです。

先日Tweetをガッツリとしたので
中身がスッカスカになってしまって日記が書けない
なんてアホなことをぬかしておりましたけれど、
スッカスカになってからもずっと考えていて、
ちょっと言葉にまとまってきた気がするので
改めて日記にしてみようかな、なんて思ったのです。

大貧民っというトランプゲームをご存知かしら?
知らない人はあまりいないと思いますけれど、
こちらのリンクより遊び方をご覧くださいませ。
(nanapiより)

このゲームでは強いものにはさらに強くなる条件があり、
弱いものはさらに弱くなるという恐ろしい仕掛けがあります。
ところが同じカードが揃うと「革命」が起こせるようになり、
今までのカードの階級が逆転し、一番弱いはずのカードが最強となり、
大貧民が大富豪を打ち倒すことができるようになります。
(ジョーカーは全てのカードに該当するので、階級が関係ありません)

三すくみの話をするならジャンケンでもよかったのですけれど、
大貧民の話を持ち出したのは、「最強」と「最弱」が入れ替わるという話をしたかったからなのです。

基本的にものごとは「強い」ものへとより力が集まりやすい傾向にあります。 
お金や権力なんかはもっともたるものだと思います。
だけどその強権を発動させてばかりいると
(大貧民なら一番弱いカードを大富豪が大貧民に押し付けていると)
「革命」が起きてしまうということなのです。

例えば上司に当たる人が部下に対して強くで続けていた果てに
部下がパワハラだと内部告発、ないしその他の方法で
上司のクビが飛ぶ、もしくは人権がズタボロにされる
ということが起こります。

これはなにも上司がひどいやつだ、部下がクレバー過ぎるとか
そういう話ではなく、最弱だとみくびっていると
実は立場が上の人を下落させる一番の要因になるぞということなのです。
いつだって最弱が最大に強いのです。
ちょっと結果が飛躍したかな。

「寄生獣」という漫画をご存知でしょうか。
漫画はもう30年近く前のものですし、アニメや実写になってからも
もう何年か経ったので分からない人もいるかもしれませんが
「寄生獣」の後の創作はこの「寄生獣」にだいぶモチーフや
考え方を引きずられているので、ちょっとした聖典のようなものです。

「寄生獣」ではある生命体が人類に寄生すると
その人の頭を食い、宿主に寄生する「寄生獣」となます。
また、その「寄生獣」は人を殺して食べるという凶悪なもので
ものすごく力が強く人間にとって脅威そのものとなります。
だけど、その話の中で「寄生獣」側の代表が
「我々は弱い。だからあまりいじめるな」と言うのです。

「寄生」するものは宿主がいなければ存在すら成り立たない
とてつもなく弱い生き物です。
たしかに人間を食べたりして恐ろしい生命体だけど、
彼らはなにも人間を食べなくても生きていけるように覚えていきます。
その過程をすっ飛ばして人間を殺すから滅せ、
となると、彼らも何の因果か生まれてしまったばかりに身を守ろうと反撃をします。
彼らだってそんな殺されなくちゃならないものに生まれたくはなかったでしょう。

そういった話は比喩としても、さまざまな条件でそういった条件は
数多の姿に変えて出現します。

自分がふるっている力がどんなものであるのか
相手に与える影響はどういったものなのか。
意識をしていないと思いもよらなかったシッペ返しを受けかねないぞと
自身を振り返ることが大切なのだと思います。

って、おかしいなぁ。
違う話を書こうと思っていたのに全然違った話になってしまったぞい。

最強と最弱について別の話をしようと思ってたんだけどなぁ。
全てを受け入れる強さを持とう、頑張れみたいな
そういう話。
それが難しいことも、受け入れるよりも
一人一人は別の人間だから距離感を大事に尊重しましょうが主流なおかげで
距離感が測れない人たちが次々と爆死していることについて
どちらもどちらでそれなりの言い分と
良いところと悪いところがあるよ、みたいなことをしようと思ってたんだよなぁ。

まぁいいや。
気が向いたらまたそういった話を書こうと思います。
そんじゃまた。モイモイ。
コメント
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