歌舞伎町入り口にある老舗の甘味どころの名前です。中地下の微妙な位置取りの雰囲気が好きで、名物はアイス最中でした。今日は夏の最後にかき氷を頬張ろうと思って、苦手な歌舞伎町回りを10分歩いたのに、忽然と消え、中地下は階段を踏み外しそうなほど、真っ暗でした。
新宿の隠れ家が減ってしまいました。残念です。
待ちに待った週末。
朝ご飯が終わったらランニングです。
彼女と代々木公園に出かけようと、おのおの着替えて玄関へ。
お、これはかわいい。新しいランドレか。(クリックすると大きくなるよ)
黄色のアンダーとシックな生成のドレスがすんごい都会の秋チック。
と言ったら、「これ ユニクロ」とのお答え。
センスがいいんだよと言葉をついただものの、私は時々こういう調べの足りない
評価をしてしまいます。
思い出すのは13年前、転勤で東京から北の大地へ旅発つ最後の朝に宿泊した、
新橋第一ホテルの朝ご飯。
プレーンヨーグルトがことのほか新鮮でおいしく、これはどこの製品ですかと
たずねたら、うやうやしく「厨房に聞いて参ります」と答えたウェイターが、
ややあって戻り、「ブルガリアヨーグルトだそうでございます」
これぞ慇懃無礼。明治乳業は偉いのだ。
33歳の私は、正直赤面していました。
まあそれはそれ。
私は織田フィールドでSコーチ久々の指導です。
いきなり走らされるとアキレス腱にきついので、20分先に到着して、
ゆっくり体操とJOGとストレッチの静型と動型。
ドリルで弾んで心臓の回転を上げたら、コーチと合流します。
体調を聞かれ、まずは様子見と、芝の上を50m×3本の流し。
その後、やはり芝生の上でダッシュです。
今ひとつ私の体型とは合わないと思っている、一歩目を斜め前に出すスタイルを
強調するコーチに、ややついて行けない物を感じながら、
3本目くらいには何とか体得できました。
できてしまえばこっちの物、結構スムースに加速まで持って行けるので
やはり何事もまずは先達の声をおろそかにすべからずと胸に刻むのです。
合計6本。
本練習は、トラックに出て
10+100×5本。最後の一本はスパイクです。
追い風もあって、足が前に出て、体が浮いてくれます。
少し着地のたたき方と、返しのスピードを意識するように指導をうけ、
すぐに改善。
90メートルくらいで力尽きる瞬発力・筋力のなさに悲哀を覚えつつ、
アキレス腱の痛みもなく、左右の足首も均等に動いてくれるので、
無理のない疾走感と、全身をうまく使ったこの上ない疲労感が
5本終わったときに、私の体をおそってきました。
やりきった、という感じ。
本数は少なくても、ダッシュと10+100の、下半身全力出し切り練習は
本当に久しぶりなので、
達成感があるのでしょう。
今日はこれから、スポーツマッサージと、
映画「ライフ」を見るために新宿へでかけます。
週末はよくテレビを見る。
金曜日は「あなたが主役 50ボイス」に「タモリ倶楽部」と「お願いランキング」
今日はさらに、先週の「テンペスト 第9回」もハードディスクを再生して、すっかり夜が深まった。
で、今日のベスト感度は、50ボイスから。
落語を趣味にする人に始まり、大学落語研究会、寄席の前座にてっぺんの落語家といった人々50人に
しゃれにならない話を披露してもらう展開だ。
春風亭昇太と小池栄子の、笑ってんだか嗤ってんだかという、シュールでクールな司会が
微妙な立場の心根をゆするところでは、サラリーマンNEOと通じるものがあるのだが、
毎回のバラエティーあふれる市井の人の、うまくて面白いボイスには耳を傾けてしまう。
枕が長いが、今日の番組で一番耳を傾けたのは、
幼稚園で子供を前に寄席を開いた若い落語家のしゃれにならない体験。
「おとうちゃん、パンツがやぶれちゃったよ」「おめえ、またか」
子供はパンツ、といったところで大騒ぎ。
回りの父兄は、股か、といって冷たい目線。
もう、逃げるように帰って来たとか。
なるほど、子供はパンツで笑うんだ。
子供を前にして、隣の父兄がいるところでは、大人は股では笑えないんだ。
おかしいなあ。