一日目にお腹を空かせた登山をしたせいか、二日目は温泉食べ物をたっぷりゆっくりです。
地獄谷を見た塚原温泉の様子は現地から直接スマホで送りましたので、
間の話をつなぎ合わせて、お土産の数々まで。
亀の井別荘の朝ごはん。和食と洋食が選べますが、二人共洋食をオーダーしました。
野菜もりもり、卵は味濃くふんわりと。パンはトーストとともに、テーブルパンが4種ほど揃います。
チェックアウトは11時。20時間の滞在が短く思われる、まだまだとどまっていたいお宿です。
部屋からも風呂からも廊下からも、どこでも温い自然が感じられるのが
居心地の良さにつながっていました。
まごうことなき快晴!
チェックアウトしてからも車を置かせてもらって、お買い物や、隣接する湖の散策にぶらり。
そのあとは、ドライブがてら由布岳の裾をぐるりと回って、
塚原高原の、隠れ避暑地のようなイメージで店が点在するあたりへでかけます。
高原入口の案内書で教えてもらった、パン屋さんへ。
『オニパン CAFE』天然酵母のパンは、小麦の味がしっかり、生地はもっちりです。
さつまいもパン、ピーナッツスティック、そして袋の中にはレーズンパン。
昨日の山登りに持っていけたら、もっと幸せな気分で頂上を目指すことができたのに。
パンを買って温泉に入って、そのあとは今日も山を登ろうかとも思いつつ、
彼女が前から行きたいと思っていた、別府は「うみたまご」に出没、水族館です。
アザラシやセイウチ、ペリカンのshow。
写真はセイウチの腹筋運動です。「自然の中ではどんなときに腹筋するの?」と
聞かれますが、私も知りません。
お腹を引き締めたくなる時でもあるのでしょう。
そんな憎まれ口をたたきつつも、やはり年に一回は水族館に来るものです。
ゆったりサメやエイ、ハタが泳ぐ大水槽に、イソギンチャクやクマノミが揺れる水槽を見ていると、
水に生きる生命の、いつこうも生き方が違ってしまったのかというしみじみとした実感が立ち現れて、
仏様を見るがごとくの謙虚な気持ちが湧くのです。
謙虚になったところで、お腹が減りました。
大分名物で一番私が惹かれている『とり天』を、発祥の店と言われる【東陽軒】さんでいただきました。
もも肉の濃い味わいがさくっと揚げられて、どんどん手が伸びます。
皮がとってあるので、しつこいところが無く、これだけの量もペロリと食べてしまいました。
アツアツ。
ちなみに、飛行機の時間の関係で16時30分に店へ入りましたが、この時間はとり天だけしか食べられません。
グランドメニューは17時以降となるそうです。
ちなみに、とり天以外は中華メニューというのが新鮮でした。
そんなこんなで、飛行機に乗るまであと2時間、大分空港は結構な距離があるので
もう時間がほとんどありません。
でも、いつもの恒例行事、地元スーパー詣でがまだ済んでいません。
でも東洋軒さんは、別府中心街から空港よりにかなり進んだところにあるため、
あまり店がありません。ままよと車を進めると、地域密着スーパーが見つかり、
湯布院の方から聞いた、「この時期の大分なら、カボスは是非お土産にしてください」の
提案を外すことなく実行することができました。
こちらもスーパーで買ったご当地もの。
大分というよりは、九州一般論ですが。
すっきり豚骨の【うまかっちゃん】byハウス食品は、あまり東京では出回っていません。
そのうえ、うまかっちゃん味のチャーハンの素に目が釘付けでした。
うまかっちゃんのおかげで、とんこつラーメンの味が好きになったといっても過言ではない私にとって
嬉しい出会いものです。
そして、湯布院・地産地消の味わいを家に持ち帰るために、
瓶詰めもいくつか買っておりました。
柚のマーマレード、イチゴジャム、ブルーベリージャム、粒マスタード、そして大粒の栗。
蓋を開ける時が楽しみで仕方ありません。
あまーい夢、見させてもらいます。