先輩にビリヤードでやっつけられ遅く帰った金曜日の翌朝、つまり土曜日の朝。
10時30分から上柚木陸上競技場でジャンパーT氏との練習です。
高校生のクラブがトラックでバトンをつなぐかけ声が響き、
フィールドもブロックごとに団体練習中で、暖かな日差しとともに、シーズンが近づいて
いる気分になります。
私たちの練習も、少しだけシーズンに向けて質を上げようと意気込みました。
ジョグ2周、体操とストレッチが入念にできるのは土曜日ならでは。
もも上げドリルにミニダッシュをつけて、動きをシャープにしていきます。
ここからは二人で。
まずは流しを120mほど2本。走力が私の5割り増しくらいに思えるT氏と一緒に走ると、
ついつい力みが入るのをこらえ、足が流れる悪い癖が顔を出します。
プラスアルファで、10+30mのダッシュは、走り幅跳び助走のイメージづけ。
しっかり地面を踏む10mの走り出しとそこからのスピードを出す切り替えを意識したところで、
久しぶりの砂場練習に入ります。
高校生が10人近く並ぶピットに頭を下げて入る50歳、オヤジがんばるぜ。
12.3mの短助走で3本、前さばきの足回転と、踏切直前に引き上げ足をいかに早く前へ引きつけるかという
前回の課題をチェックしてもらい、まあまあの動きです。
では、この冬初めての中助走に入りましょう、と助走の距離を変えるだけで
身構えるのも、我ながら可愛いもの。
踏切病に苦しむ2年、スピードを上げて踏み切り板に向かうのが結構怖くなってます。
何度か足をあわせて、助走を22.4mに決めました。
さてと、と本気の一本目。
どてっと、体があがる前につぶれた感じ。
T氏の見立てによると、最後の一歩を大きく踏み込んだので
体と引き揚げ足が遅れ、スピードも落ちてしまったようです。
思い切って30センチ走り出しを前に出します。
22.1m、すると丁度いい具合で踏み切りいたが迫ってきました。
いやがおうでも最後の一歩が短く、それにあわせるために足の動きが速くなり、
リードする左足も早くかえって、空中に飛び上がりました。
気持ちいい、と思ったものの、そこから先は跳び慣れない亀のように
足をじたばた、着地もいつもの前屈みです。
まだまだ課題が多い・・・と悩みつつ、
一時間ほど跳び続け、最後に一連の動きがスムースになったところで砂場は終わり、
30分の補強を加えました。
腹筋を2方向で50回、背筋は普通のスタイルで200回。
いやいや、背筋200は連続でできず、80回+50回+30回+40回の4分割にしなければ
なりませんでした。
もっと背筋鍛えんといかんなあ・・・
上半身はジャンプ腕立て、明日は肩が凝りそうです。
ジャスト2時間、穏やかな天気が続いてくれたので、
久しぶりに汗をかきました。
春の足音が聞こえてきた、と思えるのは、体も動いてきたからでしょう。
なんて思った翌日は朝から雨、
怠けようかなと思い始めた午後4時、
ようやく薄い曇りになったので
彼女の「いくよー」という声にひかれて代々木公園へJOGりに行きました。
寒いのなんの、またダウンを着ての練習に逆戻りです。
途中で少しだけ、助走をイメージした足さばきのドリルもいれながら
2周で終わりにしました。