大丸そば

去年の善光寺参りの帰り、目指したおそばやさんが３時閉店で、結局駅の立ち食いで済ませた悔しさを味わいました。
今年は用意周到に食べログチェック、
長野勤務をしていた先輩推薦の『みよ田』さんが日曜定休日なので諦め、善光寺近辺では最高点の『大丸』さんへ。
通りに面したガラス越しに、職人さんがそばを打っています。大きなそば玉だなあと、一抱えはあるソバ切りへと育つ前の形に期待を抱きます。

そしてその望み通り、大丸さんのざるそばはおいしかった！
ふんわりとした香りが、しっかりした引きぐるみのソバをかみしめるごとに立ち上り、甘めの漬け汁をまとうと、食欲はいやがおうにも高まるのです。



盛り具合も十分、あと一時間ほど門前町を歩いて、五時五十二分のアサマで帰途につきます。

雪に青空 善光寺

これほど輝かしいとは、冬の善光寺さま。
戒壇巡りも済ませ、生まれ変わった気分の午後４時に、閉門の鐘が響きます。

ＦＵＫＩＹＡのバナナロールスロイス

昼まで滑って、麻釜の湯に入るともうすぐバスの時間。
昼ご飯はどうしようというとき、
幸せなファストフードが信州にはあります。
おやきです。野沢温泉村にはフキヤさんという、温泉饅頭のお店があって、一緒に蒸籠でおやきを蒸しています。

さらに、なぜかこちらで有名なお菓子があります。



バナナロールと言います。
フワフワオムレツ風の生地にたっぷりクリーム、噛めばバナナがポン。
疲れた体には、よーく効きます。

昨日の美味しい時間

スキーに温泉、そして食べ物。
冬の旅行三点セットです。

昼は中腹のゲレンデ内にある『ブナ』さんにて。六角形の建物がガラス窓で囲まれた、開放感のある暖かい佇まいのレストランです。
ゆるキャラ『なスキー』






私はおやきセット。野沢菜とカボチャあんです。

バレンタインイベントでチョコレートフォンデュも頂きます。






宿の夕飯は、いつも通り素朴な味が良し。





名物取り回し鉢は、芋なます、小芋、牛蒡。





和牛のホウバ焼きはかぐわしく。


仕上げはりんごゼリーです。

積雪量70センチ

野沢温泉の染み入る硫黄の泉質で、九時過ぎにはおねむになって、目覚めた朝は『さあさん、大変だ！』で始まります。



降るわ、降るわ。
積もってる、積もってる。
宿の駐車場では、推定70センチの雪布団が車体を覆い隠し、働き者の宿の方たちが、宿泊客のために雪かきに汗を流しています。

さてと、今日はどうしようと呟きながら、
ますは温泉と朝風呂から始める呑気が嬉しい野沢温泉村の朝です。