日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

時代はダイナソー

2018-04-29 19:19:57 | 旅行記
永平寺では仕上げに『典座』様の、命を頂く食の心を説くビデオまで見て、タップリ2時間過ごし次の目的地へ向かいます。



ダイナソーです。



福井県立恐竜博物館です。
勝山市は古生代の地層が現れているので、化石の発掘調査地として日本でも有数の場所。
一度来たいと思っていた博物館の一つです。



入り口は三階、展示は一階から始まるので、まずはエスカレーターで下降しますが、
これも時代を遡る感じを出す演出でしょう。



まずは恐竜の歴史を学びます。
セカイカクチノ恐竜化石のレプリカが所狭しと並ぶので、
ぐるりと古代生物の囲まれて、
なんとものび太の恐竜探検記な雰囲気です。

お客の大半は小さな子供を連れた家族連れ、嬉しそうな声が響くのですが、
ここにもある演出が。



実は建物の形が恐竜の卵のようなドーム型で、
声が何重にも反響して木霊となります。
映画やテレビのの異次元もの演出で良くやるパターンですが、
子供がとても楽しそうに上げる声が尾を引いて聞こえてくると、
時代をさかのぼった空間にいる感覚になるのです。
他にも様々なアイディアを、館内で楽しむことができます。



レストランのメニューは恐竜になぞらえたものが一杯です。
アイスココアにはザウルスのアート。
食べませんでしたが、ハンバーガーはバンズが恐竜の足形だそうです。

外に出れば、



恐竜登り、もうすぐ端午の節句ですものね。

ああ疲れた、



座るベンチの隣には恐竜博士。
こちらも遊んで



イグアナの変性ですが、まあ進化の一つと言うことで。



展示を作り上げた方たちの努力に敬意を表するのに十分な2時間を過ごした私たち。
日も随分低くなって、
福井駅近くの宿に入るのが、
六時半になってしまいました。




永平寺で変わったのか?

2018-04-29 17:09:47 | 旅行記
曹洞宗大本山永平寺。
ゆく年来る年で、小学二年生の時に画面で見たのが最初のように記憶してます。



杉の巨木を仰ぎ見る石階段の参道。雪は一部にだけしか残っていませんが、十分に敬虔な心になります。



七堂伽藍を巡らせて頂きます。
仏堂、法堂、僧堂などなど。



斜面に立つ仏殿はやはり階段でつながれています。



修行中の僧侶が、この階段を雑巾で丹念に拭き上げるシーンを何度か見ました。
滑りそうなほどに良く磨き上げられています。



参加しようと思っていた坐禅は、
法要の関係で今日は不催行とのこと、残念。
でもそのおかげか、
堂内のあちらこちらで、何かを運んだり、幕を畳んだりするお坊様の姿を拝見して、
修行の地の感を強く記憶したのでした。



それにしても、緑のグラデーションが空まで続く、
心も晴れる参拝です。




禅に向かう旅

2018-04-29 11:50:11 | 旅行記
今年の大型連休はテーマ型の旅行です。
初日は金沢駅からレンタカーを借りて永平寺へ向かいます。

テーマは禅、なのですがまずは精進料理から。
でも数ヶ月前から調べていた『けんぞうそば』は、開店30分後の到着では話になりませんでした。



2時間待ちといわれて諦めて、永平寺参道沿いの『りうぜん』さんへ入りました。
藤棚が嬉しいお出迎え。そう言えばこの季節の旅行では、しばしば各地で藤のカーテンをくぐります。今日は快晴、色が降り落ちます。

 

お寺由来のゴマ豆腐と、越前おろしそば。





辛い大根を太い野趣あふれた蕎麦が受け止める、イメージを持って口に蕎麦を運びます。

大盛をあっさり平らげて、心は穏やか。
いよいよ永平寺に向かいます。