日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

京都の1日は長い

2013-10-05 23:37:03 | 旅行記
京都弁のオモロイ運営で、走り幅跳は二時間かかって終了。結果が発表されたのはさらに一時間後となりましたから、競技場を出たのは1時半となりました。
もちろんお腹はペコペコなので、すぐにでもお食事といきたいのですが、食いしん坊は京都らしいものをやはり食べたいので、西京極駅前の阪急そばもぐっと我慢して歩いていたところ、こんなお店を発見!


パンの焼けるいいにおいには抗し難く、フラフラと店内へ。
工房を見渡せるカウンターには笑顔の優しいマダムがいて、クリームパンとあんドーナッツを包んでくれました。
歩きながら食べる甘いパンのうまいことといったらありません。
しかもあんこは豆の食感もイキイキと残った、自然な甘味の上物でした。結構感動です。

小腹を満たしたので一旦四条烏丸のホテルに戻って、シャワーを浴び、いよいよ今日の後半戦が始まります。
京都らしい昼御飯と心に決めたものの、時間はすでに3時を回り、ランチは絶望的です。なら蕎麦かなあ、などと思いつつ、完済の情報誌ミーツを繰っていたら、いい店がありました。
しかし場所は八坂神社前、四条通りを一本ですが、烏丸からだと無限の信号を越えねばなりません。
それでも意志を強く持ち、寄り道も林万昌堂の甘栗だけにとどめ、ついにありつきました。



いづ重の鯖寿司と稲荷の盛り合わせです。鯖の脂が酢飯に溶け合い、海の香りと共に広がります。 おいなりさんのジョンわり甘味と釜だきご飯と交互に頂くと、弟と二人で無口になりつつ、しかし体から力が抜けるくらいに、満足したのでした。

ご馳走さま!もちろんここまで来たのですから、八坂神社にお参りして、円山公園を歩いて風に吹かれつつ、高台寺方面へと抜けていきます。
今読んでいる万城目 学氏の小説の舞台だなあと話しつつ、ねねの道を歩きます。階段を登り、丁度拝観時間を過ぎてしまい残念に思いつつも、寺社の街を歩くのは心が静かになります。
ゆっくり山を下り、店と民家が並ぶ祇園の北界隈を歩いていると、ひどく気になる店がありました。






暖簾にはおはぎ、と書いてあります。

でも人の気配もなし、敷居が高そうに見えたので一旦は通りすぎました。
しかし弟が、気になるなら行こうよと促してくれます。
はい、本当に気になりましたので、エイとガラス戸を開けたのです。





大正解!
おばちゃん一人の手作り10色、お抹茶と共に頂きました。食べたのは三色ですよ。
思わぬことで、後で入ってきた常連らしきおじさまとランニング談義に花が咲いたりして、店を出た頃にはすっかり日が暮れていました。

それでも、街歩きは続きます。
でも暗いから写真はないし、パゴンさんやら衣やさんやら匂い袋やさんのウィンドウショッピングなので、
時間を八時までワープ。
その頃には夕飯に悩む兄弟の姿が三条通りにありました。



店の名は<亜樹>。
白いタイルがキレイな、脂の香りが香ばしい洋食やさんです。
京都って、洋食もいけているイメージです。



これで950円ですからね、驚きます。
深いぞ京都。路面店で、ポークステーキとクリームコロッケとハンバーグがこの値段でとっても美味しく頂けるとは。

これで長い後半戦も終わり、お宿に戻ったのでした。
足がパンパンなのは何故でしょうか?


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