日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

なつ旅最終日は岩木山、百名山だ!

2019-08-15 14:30:20 | 旅行記
秋田から青森へのブログ書き込みが遅くなったのは、
帰宅してからも日々遊んでいたからに違いありません、って我がことです。

ちょっと遡って3日目夜の弘前駅前ミスタードーナツ。ホントは31アイスに足を向けたのに、20時閉店でお掃除中、なので地方都市にはかなりの確率で見つかるミスドを見つけたら21時まで営業でした。
な訳で、体冷やしながら、彼女のやりたいこと、私のしたいことを書き出していたら、
ひょっとするともう一泊しなければならない気配さえ漂ってきました。
真っ先に削ったのが、「ゆっくり寝て、朝ごはんを一杯食べて、余裕を持った旅にする」こと。
早起きして、7時スタートのホテルビュッフェに行ったら、高校生の運動部一行さまがすでに列を作っていて、
二人で間隙を縫って、最低限の食べ物を集めました。高校生たちが、野菜類に執着しないのが救いではありましたが。



そして、グィーンと車を走らせること小一時間。
69の葛折りで高度を稼いで、八合目まで車で行けてしまうんです。



さらに一合。お酒じゃありませんが、もう一杯行きましょう!の勢いで、



二人乗りリフトを使えばもう九合目にいます。
歩くのは一合分。



標高差100メートルほど、楽チンと思ったら浅はかでした。



森林限界を越えた、火山礫ゴロゴロを足場見つけながら進むので、よっこらしょの連続です。
とはいえ距離が短い事実もあるので、老若男女が数珠つなぎで登るため、立ち止まって写真を撮る間も無く山頂へ。



三角点証明。



祠の周りに人が集まっていると思ったら、
芸能界最速ランナーと言われる、福嶋和可菜さん姉妹とスタッフが、トレランスタイルで囲まれていました。
雑誌で拝見したことはありましたが、ご本人はよ〜く走っている事が一目でわかる、足と体幹の筋肉の持ち主でした。
しかも、さあさんが背負う、発売されたばかりのトレランザックを見て、嬉しそうに声をかけてくれる、
人なつこい愛らしさも兼ね備えるランナーでした。


時間がないから、一気に下山して、
次のお目当へ。



岩木山の周遊道路はまさにトウモロコシ街道。
何軒もの農家さんが、お店を出して、
ゆでたて焼きたてを食べさせてくれます。



特大サイズが、今日の昼ごはんです。
ガブリとかじりつく、朝取れのみずみずしい、トウモロコシ。
コーンマシーンと化して、どんどん粒を齧りとって行きました。

ここでものんびりする間も無く、
弘前市内に戻ります。
お買いもんしたい店がありました。
ブナコさんのショールーム。
ブナ材を使った、食器やインテリアを扱っています。



オシャレなお店ですが、店内の様子は撮影しておりません。



さらに、地方都市を探せば見つかる、老舗の喫茶店もはずせません。
「ひまわり」さん。
小さい間口ですが奥は深いのです。



私は熱々ミートパイ、彼女はサンドイッチ。
どちらも絶品、特段珍しい材料を使うわけではなく、
パイ生地や餡、パンにバターが良いのでしょう。
もちろん新鮮ですし。
スピーカーから流れる管弦楽などを聞いて、
今日唯一、ゆっくりした時間を過ごします。



しかし、このノンビリが自分たちの首を締めることにもなります。
三内丸山遺跡に着いたのは、太陽の角度も低くなり、
閉館1時間前、帰りの新幹線にも1時間半前となっていました。



実は、ここに球場を作ろうとした時に、次々と埋蔵物が出てきたため、
特別史跡になったそうです。ガイドの優勝さん(本名です。忘れないでしょ、というご本人の弁もありました)に色々教えられましたが、
土の下は本物、地上はロマン、という名言が記憶に残りました。
埋蔵物から、栗とカヤを使った住居だった事は分かっていても、
どんな形の建造物だったかは誰にも分からないそうです。



この、高さ20メートルはある大木6本を立てた建造物もその1つ。



地下に掘られたこの基盤の大きな穴が見つかり、
このような祭祀的な巨大な建造物に違いないと、
復元に挑んだそうです。



太古の時代に思いを馳せ、
さあ、もう一軒!



青森市美術館です。
オシャレモダンな外観。



青い木々、の照明。
最大のお目当は、奈良祥智さんの大きな白い犬。



時間がないので、走って回る美術館でありました。
でも、ご満悦!



面白く、楽しく、体感タップリの秋田青森路です。








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