快晴の元旦には寝坊が似合うでしょうか。
初日は見ぬままなれど、充分な睡眠で頭の中は透明です。
初詣は家から緑のナイキに足を入れて彼女とジョグ。明治神宮を参宮橋門から覗くと、屋台が歯抜けに数軒立ちたこ焼きやらカステラやらを求める人がわずかに列を作る以外、それほど混雑を示す様相はありません。参道の砂利道を早足で進みます。
拝殿前はさすがに列がありますが、それもスーパー宜しく足元の1メートル毎に線が引かれて、ソーシャルディスタンスが確保される仕組みが用意されていました。
コロナ禍に一年世界が漬け込まれた末の思考への効用は、万人の安寧平和が何よりも先に言葉となって頭に浮かぶようになった事でしょう。
去年今年、こぞことしに思う事が身のうちに貫かれています。自分でも知らないうちに。
お参りの後は原宿門へ抜けて代々木公園に渡り返し右回りに走り、代々木八幡宮にも参拝しました。
石器時代の竪穴遺跡さえある八幡さまは、鎮守の森の階段下まで列ができる盛況で、
氏神さまのご縁に甘えて、拝殿遠くから手を合わせるだけで初詣を終えました。
2021年元日は6.5キロの優しい運動。
2020年大晦日の7.5キロランと2日続ければ、年を渡って今年も走る体でいたいという、
望みも繋ぐ去年今年の棒のようなものとさせて頂くことに致します。
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