金曜深夜は夜更かしするものですが、
今日は特別。タモリ倶楽部の女子小物(マイク送信機カバー)で笑ったあとに、
テレビ放送開始60周年特別企画「NHKVS日本テレビ」を3時まで見続けてしまいました。
まあ、60年のうち48年をテレビと共に過ごしてきたという自分を振り返ってしまうという
ことでもあるのでして、出演していた糸井重里さんが
「テレビって故郷みたいなもんだよね。同じ時間を一緒に過ごしたっていう。」
はい、確かに。昔のドラマや人形劇を見て、そのころはお互いの存在を知りもしない、
今は隣の彼女と盛り上がれるのは、共有感があるからですね。
それにしても、2時30分になってサプライズが待っているとは。
明石家さんま登場。
しゃべるしゃべる。
爆笑問題にテリー伊藤、阿川佐和子に武内陶子、一流の司会が何人もいるのだから、
収集付かなくてもしゃべってるだけで面白い。
落ちのありそなことが見て取れる漫才やコントより、
行方のない、ぼけとつっこみ、盛りに下げ、本当に今年の紅白はさんまが司会に
なるのでは?と思わせるまで話のジェットコースターは突き進む。
27年前に、クイズおもしろゼミナールや大河ドラマにもさんまが出たという話も
散りばめられて、30分、VTRなしにテレビは成立してしまうことを見事に証明しました。
ネットアンケートでも、
テレビの未来だけは80%近くが「あり」と答えているエンディングは、
この驚きを作り出してしまった演出カンフルの夢にあったと言えるのかもしれません。
かわいいテレビだったなー。
可愛がってくれてありがとう。