日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

街中の王宮など、今昔

2018-08-15 06:42:06 | 旅行記
3日目のお出かけは市内巡り。
昔と近代、現代の3つに分かれた美術館のうち、
昔と今を見学しました。
近代を抜かしたのは、体力知力がついていかないのと、
そちらだけが火曜日休館だからなのですが。



オールドはもちろん宗教パワーが迫ります。
どれだけの受胎告知や聖母子が並ぶことか。
人気はダビンチ作ですね、やはり。



印象的なのは僕的にこちら。



カバと戦う騎士、こういう好敵手の組み合わせは初めてですね。

開館の10時と共に入ったのに、二階を見終わるだけで2時間、一階は改装中で4分の1ほどしか見られなくても、一息つくには午後1時近くになっていました。
お昼はミュージアムカフェを使わせてもらいます。



グリーンサラダはレタスタップリ、オリーブ100球、ツナ缶業務用お玉に一杯、という盛りの良さ。
ホテルの朝ごはんで並ばない葉菜をタップリ補給して、さらにキャロット・パイナップルケーキをいただきました。

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そして第2ラウンドは現代美術の『ピナコテーク モンデルネ』。
お迎えは!



宇宙船かと。現代アートです。



シンプル、だけど包容力あり。
一歩踏み入れて館内の風景だけでも、先ほどのアルテ・ピナコテークから大きく時間は飛躍します。





アートは視覚を崩し、分解して、さらに身体化の試みが展開されます。



この影は、こう作られます。



そして実用品も含めて、デザインという名前ももらったりすると、
もうアートは様式ではなくなっていくのかな、などと愚考します。





今日は時計が行ったり来たり。
現代アートの次に、針は近世に戻り、王宮・レジデンスの見学です。



地図を見ても、案内板を見ても入り口がよくわからない、という無駄足を踏みつつ、
一度歴代王家が作り上げた、収集した部屋と調度を順序をつけて見て回ると、
権力の段取りのようなものが見えて面白く、
同時代にさえいなければ、
集約された力に憧れも妬みもなく、
何ともゲームのようだと思うのでもありました。



ホールには、天井に聖なるフレスコ画、
壁には王たちの彫像が並びます。



磁器の間は、流石にマイセンの国です。



時代が下れば、東洋からの収集も。



柿右衛門です。1つや2つではないのが、お宝鑑定団ではない、権力者の所業というものです。



王の謁見、妃の拝謁、それを待つ控えの間に従者の待機部屋。
寝室、書斎に執務室。
それは広い敷地が必要になるのもしょうがありません。

そんなこんなに胸を一杯にしているうちに、
間食のクーヘンが意外にお腹に持ちこたえ、
3日続けて夕飯は部屋食となりました。



明日は早起きなので、ポテトフライに甘めなソースのチキンレッグに、ブレッツェルのバター入りをムシャムシャすると、
調度いい感じです。



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2 コメント

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Re:山? (boopark)
2018-08-16 01:02:32
まま様
市庁舎の仕掛け時計、見ました。
何と雷の伴奏付きで。
雨の中、17時の時報を聞くために夕立の中を小走りにして、マリエンヌ広場にギリギリ間に合ったのですが、
何と雷鳴が轟いたのです。
ちょっと怖くもありました。

今日出かけたのはドイツの最高峰で、ツーグスピッツ 山です。山頂までロープウェイで楽々。
私たちになる珍しく、青空も見えました!
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山? (まま)
2018-08-15 21:10:38
どこの山でしょうか。仕掛け時計は見られましたか
行動てきな2人楽しみです。パンは粉が違うのでしょうね
美味しいですね。お元気で
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