昨日書いた、一種目目の走り幅跳びの文章。
読み直して十分に落ち込みました。記録のことではなくて、
まあ、自分のことばかり。ブログだから当たり前かもしれませんが、
同年代は3人、他の世代も合わせれば同じ競技を40人で進行していたのに、
調子が悪いと高い壁を築いてしまいます。
同世代で今年がM45最後となる、福知山のA川さん。
ばりばりの関西弁、それもおもろい系イントネーションの関西弁です。
私を始め、いつも誰かに明るく話しかけ、競技なのに緊張した様子も
ありません。ただ、体つきを見ればこの日に備えてかなりのトレーニングを
積んでらっしゃることはよく分かります。
幅跳びの試技前に、
A川さん「これが最終戦や。終わったらワシ、マラソンやるんですわ」
僕「福知山マラソンですか?」
A川さん「おお、よう知っとるね。毎年あれでるんよ」
僕「私も生まれは兵庫ですから」
ちなみに、この大会では昨年もご一緒した、M30のE本さんは三木市からお越しの
中距離を得意とするランナー。この方もいつも関西イントネーションで、
多くの仲間に話しかけてくれます。そして「冬はマラソンです。」といいます。
5種をやろうという方は、価値観の方向性が似ているのかもしれません。
勿論私もそう。30代で始めた運動はまず10キロ走、その後はフルマラソンを22回走り、自慢は東京マラソン3回連続当選です。
もうお一人の同世代、S木さんは名古屋から車でいらっしゃいました。
今年M45に上がったばかりというタイミングも同じなら、
全日本マスターズの走り幅跳びでも決勝で競った相手。ただ、私は申し訳ないことに、
名前は存じ上げていても顔を覚えていませんでした。
ゼッケンで見つけた姿は、サングラスもりりしい大腿二頭筋たくましい、
まさに短距離アスリート。低く落ち着いた声が魅力的で、話していて安心感を
与えてくれます。
ただ、やはり競技指向が私と近いからでしょうか、私の細い感覚からすると、
ライバルとしてやや緊張の幕が張っていたりする感じもします。
そんな感覚を、同世代のお二人に感じつつ、
走り幅跳びを終え、次はやり投げ。
楽しみではありながら、不安も高い競技です。
先週、今日の練習のために参加した東京マスターズ選手権でのやり投げは、
400M走と競技時間が重なり、結局息も上がり足もふらふらしたまま、
一投しかさせてもらえませんでした。
ただ、こちらもイメージトレーニングは、順天堂大の本「勝つための陸上競技」で
できあがっていますし、少なくともターボジャブという、入門用やり投げ器具で
週に一度くらいは、早朝の代々木公園で投げ込んできました。
ステップがうまくリズムを取ることができ、スピードを生かして投げ出しの
姿勢へと持ち込み、腰から背中を弓なりに反らすことができれば、
ヤリは高いスピードで空を切り進むに違いありません。
不安は、助走を無駄にしないステップ。
練習をしていないだけに、本番になると頭が混乱するのです。
今日もその想像通り。練習の一投で、結局踏ん張る姿勢にもちこむことが
できません。
転ぶのがいやだと、アシックスのトレーニングシューズで投げていたら、
A川さんに「ズックで投げンのですか」と声をかけられ、やはりまずいかと思い、
六ミリピンをつけた、中距離用に準備したスパイクに履き替えました。
いよいよやり投げの本番です。
私は20人中、一人目の試技が当たっています。
自信を持てぬまま助走路とトラックの①レーンが交わるところの手前2メートルほどに
下がり、いつもよりはスピードを出して走り出します。
そして、距離測定の支点の丸印を目安にサイドステップに入り、右足を前クロス。
左足でリズムを刻むこと2回。少し姿勢を低くして、右足を踏ん張り、続いて送り出した左足も踏ん張ります。ここまでなんとスムーズなこと。初めての感覚です。
投げ出し姿勢が決まると、腕が外に逃げないようにヤリの穂先を真っ直ぐ前へと意識。
その思念の点線が空に伸びたところで一気にヤリを放ちます。
ああ、気持ちよいスピード。飛んでケー。と思ったら飛びました。
穂先から落下、いつも30メートルちょいに落下しているのと比較すると、
ずいぶん先に伸びていきました。そしてあろうことか、
周りの仲間から拍手が起こったのです!これは、結構飛んだね!というエール。
恥ずかしくも嬉しい、初の体験でした。
そして出た数字が37M26センチ。埼玉マスターズで出していた自己ベストを3m56更新していたのです。
2投目、3投目も悪くはありませんでしたが、最初のようなリズム感と、
踏ん張りへの移行がジャストフィットはせず、この1投目が今回の得点試技となりました。
ここまでの経過
S木さん 幅5m70(746点)ヤリ30m74(410点) 2種目計 1156点
A川さん 幅4m30(394点)ヤリ32m84(447点) 2種目計 841点
ふさおまき幅5m46(682点)ヤリ37m26(526点) 2種目計 1208点
読み直して十分に落ち込みました。記録のことではなくて、
まあ、自分のことばかり。ブログだから当たり前かもしれませんが、
同年代は3人、他の世代も合わせれば同じ競技を40人で進行していたのに、
調子が悪いと高い壁を築いてしまいます。
同世代で今年がM45最後となる、福知山のA川さん。
ばりばりの関西弁、それもおもろい系イントネーションの関西弁です。
私を始め、いつも誰かに明るく話しかけ、競技なのに緊張した様子も
ありません。ただ、体つきを見ればこの日に備えてかなりのトレーニングを
積んでらっしゃることはよく分かります。
幅跳びの試技前に、
A川さん「これが最終戦や。終わったらワシ、マラソンやるんですわ」
僕「福知山マラソンですか?」
A川さん「おお、よう知っとるね。毎年あれでるんよ」
僕「私も生まれは兵庫ですから」
ちなみに、この大会では昨年もご一緒した、M30のE本さんは三木市からお越しの
中距離を得意とするランナー。この方もいつも関西イントネーションで、
多くの仲間に話しかけてくれます。そして「冬はマラソンです。」といいます。
5種をやろうという方は、価値観の方向性が似ているのかもしれません。
勿論私もそう。30代で始めた運動はまず10キロ走、その後はフルマラソンを22回走り、自慢は東京マラソン3回連続当選です。
もうお一人の同世代、S木さんは名古屋から車でいらっしゃいました。
今年M45に上がったばかりというタイミングも同じなら、
全日本マスターズの走り幅跳びでも決勝で競った相手。ただ、私は申し訳ないことに、
名前は存じ上げていても顔を覚えていませんでした。
ゼッケンで見つけた姿は、サングラスもりりしい大腿二頭筋たくましい、
まさに短距離アスリート。低く落ち着いた声が魅力的で、話していて安心感を
与えてくれます。
ただ、やはり競技指向が私と近いからでしょうか、私の細い感覚からすると、
ライバルとしてやや緊張の幕が張っていたりする感じもします。
そんな感覚を、同世代のお二人に感じつつ、
走り幅跳びを終え、次はやり投げ。
楽しみではありながら、不安も高い競技です。
先週、今日の練習のために参加した東京マスターズ選手権でのやり投げは、
400M走と競技時間が重なり、結局息も上がり足もふらふらしたまま、
一投しかさせてもらえませんでした。
ただ、こちらもイメージトレーニングは、順天堂大の本「勝つための陸上競技」で
できあがっていますし、少なくともターボジャブという、入門用やり投げ器具で
週に一度くらいは、早朝の代々木公園で投げ込んできました。
ステップがうまくリズムを取ることができ、スピードを生かして投げ出しの
姿勢へと持ち込み、腰から背中を弓なりに反らすことができれば、
ヤリは高いスピードで空を切り進むに違いありません。
不安は、助走を無駄にしないステップ。
練習をしていないだけに、本番になると頭が混乱するのです。
今日もその想像通り。練習の一投で、結局踏ん張る姿勢にもちこむことが
できません。
転ぶのがいやだと、アシックスのトレーニングシューズで投げていたら、
A川さんに「ズックで投げンのですか」と声をかけられ、やはりまずいかと思い、
六ミリピンをつけた、中距離用に準備したスパイクに履き替えました。
いよいよやり投げの本番です。
私は20人中、一人目の試技が当たっています。
自信を持てぬまま助走路とトラックの①レーンが交わるところの手前2メートルほどに
下がり、いつもよりはスピードを出して走り出します。
そして、距離測定の支点の丸印を目安にサイドステップに入り、右足を前クロス。
左足でリズムを刻むこと2回。少し姿勢を低くして、右足を踏ん張り、続いて送り出した左足も踏ん張ります。ここまでなんとスムーズなこと。初めての感覚です。
投げ出し姿勢が決まると、腕が外に逃げないようにヤリの穂先を真っ直ぐ前へと意識。
その思念の点線が空に伸びたところで一気にヤリを放ちます。
ああ、気持ちよいスピード。飛んでケー。と思ったら飛びました。
穂先から落下、いつも30メートルちょいに落下しているのと比較すると、
ずいぶん先に伸びていきました。そしてあろうことか、
周りの仲間から拍手が起こったのです!これは、結構飛んだね!というエール。
恥ずかしくも嬉しい、初の体験でした。
そして出た数字が37M26センチ。埼玉マスターズで出していた自己ベストを3m56更新していたのです。
2投目、3投目も悪くはありませんでしたが、最初のようなリズム感と、
踏ん張りへの移行がジャストフィットはせず、この1投目が今回の得点試技となりました。
ここまでの経過
S木さん 幅5m70(746点)ヤリ30m74(410点) 2種目計 1156点
A川さん 幅4m30(394点)ヤリ32m84(447点) 2種目計 841点
ふさおまき幅5m46(682点)ヤリ37m26(526点) 2種目計 1208点
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