日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

空飛ぶイカ

2018-05-15 06:57:34 | ふさおまき(オス)日記
月曜日の夜はいささか慌てて帰宅しました。
古い知人から、お届けものがあるからです。
本当は昨日配送されていたのですが、私は上京、彼女は遙か西へと出かけていたので不在通知。冷蔵配送のナマ物なので、どうしても今晩受け取らなければなりません。

配達指定時間は20時以降、しかしその15分前にはドアフォンが鳴りました。速めに帰って正解でした。



体長70センチ、いえ、触腕を伸ばせば80センチはあるでしょう。
君の名は?



アカイカ from 神津島です。

イカを捌くのは、毎年初夏に送っていただくこの時ばかり。
暮しの手帖のイカ料理特集とYouTubeを見て復習して、さてご対面。
しかし、大きい。
本には『1.イカは胴の内側に親指と人差し指を入れ、指先で胴と肝をつなぐスジを切ります』
指、届きません。大きすぎるのです。写真を見直せば、お手本のイカは手のひら二つで隠れるくらい。
こちらの神津島モノは、倍近い体格です。
胴体をしごいて、スジよ見つかれ~、などとまさに手探り。
肝が千切れたり、目玉がうまく押し出せなかったり、悪戦苦闘40分。
なんとか三杯のイカを捌き終え、
今日の料理になる分以外は、一杯冷蔵、残りは冷凍としたのでした。

醤油に少し小麦粉を混ぜて旨味を逃さないようにして、
フライパンでさっと火を入れました。



濃厚なイカの味を、ガッツリ口に入れて噛み締めます。
神津島から空を飛んでやってきてくれたイカさま、
美味しくかつありがたく、
送ってくださった方に深くお礼を申し上げるのでした。




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